リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違いを7つの軸で比較！

まずは結論から 

この記事では、外資系企業で10年以上の採用経験がある筆者が、リクルートダイレクトスカウトとビズリーチのサービスを7つの軸で比較・解説しています。

この記事を読めば、転職への温度感や希望の進め方に応じて、自分に合ったサービスを選択できるようになりますよ。

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リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの違い

2つのサービスの違いを一覧で比較してみましょう。

項目	リクルートダイレクトスカウト	ビズリーチ
画像
特徴	・質の高いヘッドハンターが多数利用 ・転職決定者の平均年収925万円 ・登録審査なく誰でも登録できる	・有名企業も多数利用するスカウトサービスのパイオニア ・登録に審査あり
求人数	約320,000件 （2024年5月現在）	約120,000件 （2024年5月現在）
スカウト	ヘッドハンターから多くのスカウトを受け取れる傾向がある	ヘッドハンターと並行して企業からの直接スカウトも活発
自主応募	求人に「気になる」を通知しスカウトを待つ	有料プランではすべての求人に直接応募可能
料金	完全無料	無料で利用可/一部機能は有料
メリット	・多くのスカウトで選択肢が多い ・完全無料で利用できる	・企業から熱意あるスカウト ・求人紹介以外のサービスも充実
デメリット	・スカウトが多すぎる場合あり ・求人検索から直接応募ができない	・無料プランではすべての求人に応募できない ・登録に審査がある
公式サイト	リクルートダイレクトスカウト	ビズリーチ

次の章から、それぞれの項目について詳細を解説していきます。

特徴を比較

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチの特徴を比較してみましょう。

共通ポイント

まずは２つのサービスに共通しているポイントです。

どちらもハイクラス向け求人を多く保有しているところが大きな特徴です。

また、すぐに転職する気がなくても登録でき、採用マーケットの動向や自分の市場価値を知ることができるサイトだとも言えます。

次に、２つのサービスで異なる特徴も見てみましょう。

リクルートダイレクトスカウト

ヘッドハンターの利用が多い点がリクルートダイレクトスカウトの最大の特徴です。

また審査はなく誰でも登録できるものの、利用者の転職決定時の給与は高く、ハイクラス向けの支援に強みがあると言えるでしょう。

リクルートダイレクトスカウトの仕組みについては以下の記事で詳しく解説していますので参考にしてみてください。

＼ ヘッドハンターにリーチ ／

ビズリーチ

続いてビズリーチの特徴は以下の通りです。

日系企業、外資系企業を問わず、有名企業も多く利用しているサービスです。

ヘッドハンターも利用していますが、企業の採用担当が直接登録者のレジュメを見てスカウトを送る「プラチナスカウト」の活用度が高く、企業と登録者が直接接点を持てるプラットフォームとなっています。

登録時の審査基準は公開されていませんが、登録者にも一定の経験や年収を求めるハイクラス向けの転職サイトだと言えるでしょう。

ビズリーチの仕組みや登録するだけでできる機能はこちらの記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

＼ 有名企業と接点を持てる ／

求人を比較

２つのサービスはどちらもハイクラス向け求人を多く保有しています。実際の求人数や求人の特徴を見てみましょう。

リクルートダイレクトスカウト

求人数は約32万件（2025年5月時点）。転職サイトのサービスの中では圧倒的な求人数を誇ります。

その1/3以上が800万円以上を提示するハイクラス求人となっていました。

日系大手企業のリーダークラスや管理職求人が多い傾向にあります。

ハイクラス求人が豊富であるものの、登録に審査はなく誰でも登録ができるし、求人検索でも年収200万円～でソートできるため、間口は広いと言えそうです。

＼ たくさんの求人から探すなら ／

ビズリーチ

求人数は約12万件（2025年5月時点）。

ハイクラス求人に絞れば求人数はかなり多く、1000万円〜の検索条件で約9万件が該当します。

大手外資系企業や日系企業のグローバルポジションなど、語学力を生かせる求人も多い傾向です。

登録に審査があり、審査基準は公開されていないものの、現年収が低すぎると登録できないという声も多く聞かれます。

＼ ハイクラス求人に出会える ／

スカウトを比較

２つのサービスはどちらも登録するだけでスカウトを受け取れる仕組みをとっています。

スカウトの種類や内容でもそれぞれ特徴を持っていますので比較してみましょう。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは数多くのヘッドハンターが利用しているため、登録者が受け取るスカウトも、ヘッドハンターからのスカウトが多くなる傾向です。

レジュメを登録するだけで、登録者の経験やスキルにマッチする求人をヘッドハンターが紹介してくれます。

多くの選択肢から、条件や相性の合うヘッドハンターを選んでコミュニケーションを取るのがおすすめですよ。

たくさんスカウトをもらって、幅広い選択肢から選んでいくやり方を好む場合はリクルートダイレクトスカウトがおすすめです。

実際に登録して、何件くらいのスカウトをもらったのかなどの体験談を以下の記事でレビューしています。ぜひ読んでみてください。

＼ 登録してスカウトを受け取る ／

ビズリーチ

ビズリーチも同様にスカウト型の転職サイトですが、ヘッドハンターだけでなく企業からの直接スカウトも活発なのが特徴です。

企業の直接スカウトは企業も有料サービスとして利用しているため、一斉送信ではなく、一人ひとりのレジュメをしっかり読み込んだ熱意のこもったスカウトであることが多いです。

企業からのプラチナスカウトは面談・面接確約されているものが多いため、興味があれば次のステップとして「カジュアル面談」が実施されます。

カジュアル面談については下の記事で詳しく解説していますので、読んでみてください。

ヘッドハンターと同じように企業からもスカウトを受取りたい場合は、ビズリーチがおすすめですよ。

＼ 企業からスカウトを受け取る ／

自主応募を比較

スカウトを待つだけではなく、自分で求人を検索してアクションを取ることができるのも2つのサービスに共通した特徴です。

できることに違いがあるので比較してみましょう。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトのサイトやアプリでは、登録してある求人を検索することが可能です。

興味のある求人が見つかったら「気になる」というボタンを１クリックするだけで、その求人を保有する企業やヘッドハンターに通知をすることができます。

通知を受け取った企業やヘッドハンターがあなたのレジュメを見に来て、マッチするならスカウトを送ってくれるという仕組みです。

サイトから直接応募ができず「気になる」を通知してスカウトを待つ、という点がデメリットだと感じることもあるかもしれませんが、応募する・しないに関わらず気軽に「気になる」してスカウトを待つという手軽さは逆にメリットだと言えますよ。

＼ 「気になる」求人を探してみる ／

ビズリーチ

ビズリーチもサイト上で求人検索をすることができます。

リモートワークの可否やキーワードなど細かい条件で検索できる点はリクルートダイレクトスカウトより充実している点だと言えますが、検索結果のすべての求人の情報を得て応募するには、有料プランに入る必要がある点に注意が必要です。

無料プランでは、求人のうち一部（「無料プランでも応募可能な求人」として表示されます）に直接応募することが可能です。

企業に直接応募することができる点は大きなメリットですね。応募すると書類選考が行われ、面接などの選考に進むことになります。

＼ 「直接応募」もできる！ ／

料金を比較

気になる料金についても比較していきましょう。

まずリクルートダイレクトスカウトでは、登録からスカウト返信、転職決定まですべてのサービスを完全無料で利用することができます。

＼ 公式サイトで無料登録 ／

ビズリーチは無料プラン・有料プランが分かれており、登録時に選択できます。

登録後の変更も可能なので、まずは無料プランで登録してみるのがおすすめです。

無料プランでは、企業からのプラチナスカウトの受信、返信、求人検索、一部の求人への直接応募とほとんどのサービスを利用することができます。

ヘッドハンターからのスカウト受信やすべての求人への直接応募は有料プランのみとなりますので注意してください。

無料プランだけで受けられるメリットは以下の記事で詳しく解説していますのでぜひ読んでみてください。

＼ 迷ったらまず無料プラン ／

メリットを比較

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチ、それぞれどのようなメリットがあるのか比較してみましょう。

リクルートダイレクトスカウト

リクルートダイレクトスカウトは選択肢の幅が広い点や完全無料ですべてのサービスを利用できる点が大きなメリットだと言えそうですね。

＼利用は完全無料！ ／

ビズリーチ

ビズリーチは企業から熱のこもったスカウトを受け取れるのが大きな特徴で、応募後の内定率もその分高くなっています。

また有料プランではありますが、以下のような求人紹介を伴わないキャリアにまつわるサービスを受けることもできますよ。

＼ 企業とコネクションを持てる ／

デメリットを比較

メリットだけでなくデメリットも比較してみました。

リクルートダイレクトスカウト

たくさんのスカウトを受け取れるメリットがある一方で、条件の合う登録者には一斉送信をしているようなヘッドハンターもあるので、スカウトの数が多すぎると感じる場合もあるようです。

多くのスカウトの中から、本当にマッチしている求人なのか自分で見極めて、情報の取捨選択ができることがポイントとなりそうですね。

逆に、ハイクラス向け求人が多いため、経験や現年収が低いとスカウトが届きにくいこともあります。

リクルートダイレクトスカウトで敷居が高い場合は、同じくリクルート社が運営するリクルートエージェントがおすすめですよ。

ビズリーチ

ビズリーチは無料プランでもほとんどのサービスを利用できますが、すべての求人への応募については、有料プランのみとなります。

またリクルートダイレクトスカウトと違う点として、登録に審査があります。

審査基準は公開されていませんが、経験の浅い人だと登録できないこともあります。

ビズリーチに登録できなかった場合は、登録時の審査のないリクルートダイレクトスカウトがおすすめです。

それぞれこんな人におすすめ

リクルートダイレクトスカウトとビズリーチはそれぞれどんな人におすすめなのか、解説していきます。

自分の転職への向き合い方や、希望条件などと相性の良いサービスを選択してみてくださいね。

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併用をおすすめする理由

2つのサービスにそれぞれおすすめの人を紹介しましたが、転職活動を効率よく進めたいなら、併用することをおすすめします！

併用をおすすめする理由は以下の通りです。

できるだけ多くの求人にリーチするなら併用するのが一番効率が良いです。

両方のサービスに求人を掲載している企業は多くなく、片方だけだと情報は半減してしまいます。

また、登録に手間がかかると思われがちですが、どちらかに登録してしまえばレジュメの内容は共通で良いので手間は1回分！

リクルートダイレクトスカウトは選択した職種からAIが自動で職務経歴を生成してくれるサービスもあるので、より手軽に登録ができますよ。

どちらも無料で利用できるので、迷うなら両方登録して使ってみてから、もし合わないと思うなら退会すれば良いだけです！

多くの選択肢から選べるリクルートダイレクトスカウト、厳選された求人に出会えるビズリーチ、両方のメリットを享受して多くの求人に触れ、転職活動を効率よく進めていきましょう！

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まとめ：併用で効率UP！

この記事では、リクルートダイレクトダイレクトスカウトとビズリーチの違いについて解説してきました。

両者ともスカウト型転職サイトであるものの、登録審査の有無、スカウトの特徴やメリット・デメリットにおいてそれぞれ違いがあります。

結論をまとめると以下の通りです。

リクルートダイレクトスカウトは完全無料で、ビズリーチはほとんどのサービスを無料で利用できます。

迷ったら両方登録して、実際に使ってから合う合わないを判断すると良いですよ。

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参考になれば嬉しいです。それではまた！