40代ワーママです!最近転職しました。
年齢が40代で、まだ手のかかる小さな子どもがいる状態での転職は、かなり難しいと思われがちです。
でも、40代ワーママでもポイントを押さえれば希望のキャリアへの転職は可能です!
私自身の転職体験談だけでなく、10年以上採用担当として数千人の転職に関わってきた経験から、その秘訣を解説していきます。
この記事を読めば、40代ワーママが転職成功させる秘訣を理解し、キャリアも両立も諦めない転職を実現させることができますよ!
実際に応募した企業数や給料のことなど、私の転職データを大公開!
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
結論 | 40代ワーママでも転職は可能
結論から言うと、40代でもワーママでも希望のキャリアに転職することは可能です。
なぜなら、40代であれば一定以上のキャリアを積んでいることが多く、ワーママであっても即戦力としてアピールできる実績がたくさんあるからです。
特に外資系であれば、選考において「ワーママ」というステータスは全く関係なく、ビジネス上の実力での選考になります。
また外資系企業は、ワーママにとって働きやすい環境となるのでおすすめですよ。
現在の会社に在籍しながら転職活動をするのはリスクは0です。
条件の良い会社が見つかるまで、辞めなければ良いですからね。
転職を強く希望していない状態であっても、転職を選択肢の1つに入れて、とりあえず活動してみることをおすすめしますよ。
体験談 | 40代ワーママ転職の記録
最近、筆者自身が40代ワーママとして転職活動をしました!
転職自体は数回経験がありますが、ワーママとしての転職は初めてです。
結果、以下の希望条件をすべてクリアする会社とご縁をいただくことができました!
- 人事としてキャリアアップできる
- 給料UP
- 家との両立ができる柔軟な働き方
実際に転職にかかった期間や受けた会社の数、意識したポイントなどについて、詳しくご紹介していきます。
転職のきっかけ
転職のきっかけは、「もう出産しないと決めたから」です。
過去5年ほどの間に2人の子どもの出産を経験し、在職中に2度の産休・育休を取得しました。
5年間でトータル2年ほど休職していたことになりますから、その間は長期的なキャリアプランを立てることが難しかったのが本音です。
2人目の育休から復帰し、長期的なキャリアを考え始めたことがきっかけで転職を選択肢に入れました。
我が家は子どもは2人!と決めたんです。
今の会社に残る、という選択肢も捨てないまま、市場調査をしながら転職活動を開始しました。
転職の条件としては以下の3つです。
- フルタイムで働きつつ、ワークライフバランスの良い環境
- 人事の職種でキャリアアップできる会社
- 給料は10%以上UPさせる
まだ小さい子どもがいますが、子育てとの両立だけを中心に条件を決めるのではなく、フルタイムとして自分のキャリアも積み上げられることを条件にしました。
転職の準備
具体的に動き出す前に、以下のステップで転職の準備を進めました。
ワーママが転職活動をするにあたり一番最初に当たる壁は、「時間の捻出」です。
ただでさえ毎日分刻みで動いているワーママですから、転職活動にかける時間を確保するのはなかなか大変です。
私が確保した時間は以下の通り。
- 出社日の通勤電車の中(片道45分)
- 夜子どもが寝たあと(週の半分くらいは一緒に寝落ちしました…)
- 在宅勤務日の勤務時間中
在宅の勤務時間中は内緒です!笑
他にも、面接が入ったときには有給を取得できるように業務を先回りして進めておいたり、家族にお願いして週末にも時間を取れるように手配しておきました。
転職条件の1つに、人事職としてキャリアアップできることを挙げていたため、以下のような内容を自分で理解しておく必要がありました。
- 人事として何がしたいのか
- すでにできることは何か
- 理想のキャリアに対して今何が足りないのか
40代ともなると、多くの場合キャリアも15年以上になってくるでしょうから、一度キャリアの棚卸しをして客観的に自分を理解することをおすすめしますよ。
転職サイトや転職エージェントに登録するにしても、職務経歴書を事前に作成しておくと話が早いです。
具体的に応募したい求人が出たときにスムーズに対応できるように、棚卸しのあとはすぐに職務経歴書を作成しました。
実際は求人ごとに若干修正しながら使うので、とりあえず基本の書類を作成するだけでOKです。
ワーママ向けの職務経歴書の書き方はこちらの記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてくださいね。
転職サイトに登録
具体的に求人に応募する前に、採用マーケットのトレンドやマーケット内での自分の市場価値を知るために、転職サイトに登録するところから始めました。
私が実際に登録したのはビズリーチです。
事前に作成しておいた職務経歴書の内容を登録し、以下のような情報を得ることができました。
- どんな会社から
- どんな職種で
- どのくらいの年収でスカウトが来るか
実際に登録してからのスカウト状況は以下の通りです。
- 登録〜転職活動終了までにかかった期間:4ヶ月
- 4ヶ月間で21社からスカウトメール受信
- 21社のうち2社に返信し、カジュアル面談を実施
トータルで4ヶ月を要しましたが、実際にビズリーチを利用していたのは最初の1−2ヶ月、主に市場調査と市場価値の確認のためです。
もちろんビズリーチ上の求人に応募して転職活動をすることもできますが、まずは「マーケットを知る」という目的のために登録だけするのもとてもおすすめですよ!
\ 自分の市場価値を知ろう /
転職エージェントに登録
自分の市場価値を知って希望年収など具体的な戦略を立てたあとは、いよいよ積極的に応募するフェーズです。
時間のないワーママが、希望条件に合う求人を効率的に探して紹介してもらうためには、転職エージェントに登録するのが必須!
転職エージェントは複数登録するのが基本です。
エージェントごとに独占求人を持っていたり、それぞれ強みが違ったりするので、複数登録するようにしましょう。
とは言え時間的制約のあるワーママは、まずは2−3社登録して様子を見るのがおすすめですよ。
私は外資系企業中心に求人を見たかったので、まずは以下の2つのエージェントに登録しました。
JACリクルートメント
大きな特徴として、コンサルタントが企業と転職者の両方を担当する「両面型」である点が挙げられます。
求人票に載っていない企業の細かい情報を熟知したコンサルタントに直接企業とつないでもらえることで、マッチング率の高い応募が可能となります。
ハイクラス転職を目指す人、外資系企業を中心に検討する人は絶対に登録すべきエージェントです。
\ 質の高いサポートを無料で! /
外資系企業はもちろん、日系のグローバルポジションも多く保有するのが大きな特徴です。
「転職」だけがゴールではなく「入社後活躍」を視野に入れたマッチングに強みを持っているところが、他社にはない強みです。
実際にコンサルタントとの面談の際も、「入社後に何をしたいのか、どのようなキャリアを歩みたいのか」というところを深堀りして聞かれたことが印象的です。
\ 入社後活躍を目指す! /
私自身は職業柄、転職にはある程度知見がありますが、転職自体が初めてであったり、「40代」「ワーママ」というステータスに不安を感じる場合は、以下の転職エージェントもおすすめできます。
業界最大級、地方求人、公開・非公開求人を含めて数十万件の求人を保有しています。
求人数が多いということは、それだけ希望条件が細かくなりがちなワーママにマッチする求人も多いということですよね。
また、大手企業ならではの手厚いサポート体制も充実しています。
例えば応募書類の添削や面接の練習など、転職に関わる様々な支援をしてくれます。
以下のような方にはとてもおすすめできるエージェントです。
- 転職初心者
- 地方への転職を目指す方
- たくさんの選択肢から求人を選びたい方
\圧倒的求人数!/
リアルミーキャリア
時短正社員OKの求人はそもそも市場に少なく、自力で探すのは難しいですし、大手の転職エージェントでもほとんど保有していない現状があります。
リアルミーキャリア
注意点としては、求人が都内23区に集中している点と、育休中の場合はすぐに案件紹介に至らない可能性がある点です。
以下のような方であれば、リアルミーキャリアをおすすめできます!
- 時短正社員のまま転職したい方
- 首都圏で正社員として勤務したい方
- 時短ながらも年収アップやキャリアアップを目指す方
\ 時短転職なら! /
応募〜面接
登録した2社のエージェント経由で以下のような応募実績となりました。
- トータル8社に応募、うち6社の書類選考に通過
- 6社面接選考に進み、2社内定
ちなみに私が応募した8社はすべて外資系企業です。
過去10年外資系企業で働いていて慣れているということもありますが、「ワーママ」というステータスに関係なく選考してもらえることや、時間のコントロールがしやすい働き方ができる点を魅力に感じているからです。
応募から面接のフェーズでは以下のことを行いました。
- 求人の募集要項に合わせて職歴書の内容に若干変更を加える
- 面接を受ける企業の研究
- 面接想定質問の回答を準備
特に2番目の企業研究には、限られた時間のうちかなりの割合を費やしました。
企業の公式ページだけではなく、IR情報、公式SNS、プレスリリース、LinkedInなどあらゆる情報ソースからヒントを得るようにしていましたよ。
3番めの想定質問については、志望動機に説得力を持たせることに注力しました。
退職理由や志望動機では、子どもがいるワーママであることや、ワークライフバランスを重視していることはあえて伝えず、40代まで積み上げてきた経験やスキルを全面的にアピールしたことが、キャリアップ転職成功の要因だと思っています。
ワーママ向け転職理由の考え方は以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。
内定
結果として2社から内定をいただき、そのうちの1社に転職することに決めました!
内定は書面のみで通知されることもありますが、「オファー面談」として面談形式で内定条件を説明してくれる会社もあります。
オファー面談では具体的な仕事内容だけでなく、ワーママの転職条件を細かく聞き、40代ワーママでも活躍できる環境かどうかを確認しました。
例えば以下のような内容です。
- 社内にワーママがいるか、どのような働き方をしているか
- フレックス、在宅勤務の制度はどうなっているか
- 40代で過去に転職した社員のキャリアパス
面接の時点ではワーママであることを積極的にアピールしていませんでしたが、内定フェーズになれば、本当に両立しながら働けるかどうかを全力で確認しにいきます!
企業側もこの時点では、候補者を採用したい気持ち100%なので、交渉によっては条件や働き方を柔軟に対応してくれる可能性もありますよ。
通常、内定をもらってから1週間程度で正式なお返事をしなくてはいけません。
そのため、複数の内定先や現職と条件を比較する際に、自分の中での比較軸を持っていないと迷いが出てしまいます。
迷ったときには、転職のきっかけとなった理由や、優先度の高い希望条件に立ち返って検討するようにしましょう。
退職交渉〜引き継ぎ
転職先と雇用契約を結び入社日が決まったら、すぐに現職との退職交渉に入ります。
退職交渉のポイントは以下の2つです。
- 次の会社と雇用契約を結び、入社日まで決まっている状態で現職に通知する
- 相談ベースではなく、退職願を準備して、決定事項として伝える
こうすることで、強い引き止めにあったり、転職先への入社日を伸ばすよう交渉されたりして困ることがないのでおすすめですよ。
退職の理由はポジティブな理由を示しつつ、現職への感謝を伝えるように心がけましょう。
有給消化も労働者の権利ではありますが、引き継ぎはしっかり漏れなく行ない、後任となる人が困らないようにしてあげるのが40代までキャリアを積み上げてきたビジネスマンのスムーズな引き際です。
40代ワーママの転職|成功のポイント6選
40代×ワーママの転職では、自分のキャリア以外にも考えなくてはいけないことが多く、好条件での転職を成功させるにはコツがいります。
ここでは、40代ワーママ転職を成功に導く6つのポイントをご紹介します。
一つずつ詳しく見ていきましょう。
希望条件の優先順位を付ける
転職活動を始める前に、自分の希望する条件を明確にリストアップして、それを優先順位で並べることが大切です。
例えば、以下のような条件があるでしょう。
- 給与
- 勤務地
- 働く時間
- 仕事内容
- キャリアアップの可能性
- 福利厚生
- 働く環境
どれを最も重視するか考えてみましょう。
40代ワーママとしては、子育てとの両立だけではなく、自分自身のキャリアをさらに積み上げていけるかというポイントも重要になってくると思います。
条件は挙げればキリがないですが、悩んだときに立ち返れるように、譲れない条件を2−3個に絞っておくのがおすすめです。
納得できるまで転職しない
自分が納得できる転職先が見つかるまで、現職を辞めないでいれば、転職活動はリスク0で進めることができます。
勢いで現職を先に辞めてしまうと、未就学児の子どもを保育園に通わせられなくなったり(※自治体による)、焦ってベストな判断ができなくなったりするリスクがあるので注意してくださいね。
特に40代ワーママの転職では、そもそも転職活動に割ける時間が限られているため、じっくり時間をかけて最適な転職先を探すことをおすすめします。
家庭との両立もしつつ、自分自身の価値観やキャリアプランに合うかどうかを見極め、後悔のない転職につなげましょう!
子どもの進学も視野に入れる
子どもの年齢が高くなるにつれて、進学などで家庭の環境、子どもの状況が変わる可能性があります。
そのため、転職を考える際には子どもの進学を考慮に入れたキャリアを選択することが重要です。例えば小1の壁、兄弟の進学で預け先が2箇所になることなどが想定できます。
また40代の転職では、長期的なキャリアを見据えることが多くなるため、子どもに手がかからなくなってからもキャリアを積み上げられるかどうかも重要なポイントです。
子どもが高校や大学に進学するようになれば、今度は教育費の観点でキャリアを考える必要が出てくるかもしれません。
子どもが大きくなれば、自分のキャリアに軸足を移したいと考える人もいますよね。
面接でワーママをアピールしない
特にフルタイムでの転職を希望する場合、面接ではワーママであることを前面に押し出すのではなく、自分のスキルや経験、職務遂行能力をアピールすることが重要です。
育児との両立ができる環境かどうかは、内定が出て初めて確認するのがおすすめです。
なぜなら、内定フェーズであれば今度はこちら側が「選ぶ立場」となっており、強気で条件交渉することができるからです。
40代まで積み上げてきたキャリアを中心にアピールし、キャリアアップできる転職を目指していきましょう。
転職エージェントをうまく利用する
ワーママが転職活動をする際に、転職エージェントへの登録はなくてはならないものです。
なぜなら、時間のないワーママが自力で条件の合う求人を見つけたり、ワーママならではの希望条件について自力で企業と交渉したりするのはかなり難易度が高いからです。
多くの転職エージェントは、ワーママに対しても様々なサポートを提供しています。
自身のニーズやキャリアプランに合った求人を紹介してもらうことで、より効率的かつ効果的な転職活動が可能となりますよ。
エージェントによって独占求人を持っていたり得意分野が違ったりするので、2−3社に登録して良いところだけを利用していくのがおすすめです。
第三者の意見を取り入れる
そもそも転職するべきかどうか迷っていたり、マミートラックにハマってキャリア迷子になっていたりする場合は、第三者の中立的な立場のプロに相談するのも一つの手です。
専門家は客観的な視点からアドバイスをし、時には見落としていた選択肢を提示してくれることもあるからです。
私自身、転職するかどうかを相談したことがありますが、たった45分間の無料カウンセリング体験だけでも、モヤモヤしていた悩みを言語化し、考えるべき道筋をアドバイスしてもらったことで、大きな気づきを得ることができました。
無料カウンセリングの体験記は以下の記事で詳しく解説していますので、読んでみてください。
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40代ワーママ転職で得たベネフィット
40代のワーママ転職には多くの不安がつきものですが、コツを押さえて戦略的に活動すれば、大きなベネフィットを得られます。
特にワーママがキャリアの見直しをすることは、それまでの生活を大きく変えるチャンスでもあるのです。
筆者自身が今回の転職を通して得られた3つのベネフィットをご紹介していきます。
一つずつ深堀りしていきます。
より柔軟な働き方
転職を決意した理由の一つが、働き方の柔軟性を求めることでした。
リモートワーク、フレックス共に可能で、仕事の内容や家庭の状況に合わせて日々働き方を変えてることができています。
もともとの会社もかなり柔軟な働き方ができる会社ではありましたが、転職先ではさらに時間コントロールの裁量が増しています。
働き方の柔軟性が増すことによって、家庭との両立がしやすくなるのは当然ですが、それだけでなく、自分の仕事の効率性・生産性が高まり、短時間でより多くの成果を出すことができるようになると思っています。
生産性を上げることで会社への貢献度やその評価が上がり、キャリアアップにもつながります。
子どもと過ごす時間
転職によって私が得たもう一つの大きなベネフィットは、子どもと過ごす時間が増えたことです。
リモートワークやフレックス制度で柔軟性が増したことで、高い生産性を維持しつつも、子どもを以前より少し早く保育園に迎えに行けるようになりました。
1日当たり15分〜30分程度ではありますが、私達家族にとってはとても貴重な時間となっています。
いつも時間に追われて急いでいた前職時代と比べて、イライラすることや子どもに怒ってしまう機会も減りました。
ママの転職が、家族にとってもプラスとなるものだと理想的ですよね。
給料UPによる生活の余裕
最後に、転職によって実現した給料のアップも大きなベネフィットです。
10%以上の給与UPを目指した転職でしたが、40代まで積み上げたキャリアを前面にアピールすることで即戦力として高く評価してもらえて、実際は25%UPを実現することができました。
前職では、過去5年間に2度の産休・育休を取得していたため、昇進のタイミングを逃していました。前職に残っていた状態では、25%の給与UPは難しかったと思います。
収入が増えることで生活の質が向上し、これから増えるであろう教育費などの心配事が減ったことが大きなベネフィットだと感じています。
家計の余裕は精神的な安定、仕事に対するモチベーションの向上にもつながっています。
まとめ:40代×ワーママはハンデではない!
この記事では、以下の内容について解説しました。
- 40代ワーママは積み上げたキャリアがある分転職にも強い
- 40代ワーママ転職の体験談
- 40代ワーママ転職成功のポイント
- 希望条件の優先順位を付ける
- 納得できるまで転職しない
- 子どもの進学も視野にいれる
- 面接でワーママをアピールしない
- 転職エージェントをうまく利用
- 第三者の意見を取り入れる
- 今回の転職で得たベネフィット
- より柔軟な働き方
- 子どもと過ごす時間
- 給料UPによる生活の余裕
40代のワーママであれば、家庭との両立だけを優先するのではなく、自分の理想とするキャリアの実現も条件に入れていくのがおすすめです。
転職にはいつも不安はつきものです。特に、条件以外の人間関係やカルチャーなどは入ってみないとわからない部分が多いからです。
ただ、選んだ道を成功にしていくのは自分自身。明確な転職軸と優先順位を持って後悔のない転職にしていきましょう!
それではまた!