時短可能な期間が終わったら、仕事辞めるしかないのかな…
時短で働くワーママ、毎日バタバタで本当に大変な思いをしていると思います。
育児も大変だし、限られた時間で超特急で終わらせないといけない仕事も大変。こんな状況で労働時間長くなるの無理!と思ってしまうのは当然です。
そのため、時短で働くワーママであれば制度が使えなくなるタイミングで辞めるかどうか迷ってしまいますよね。
この記事では、現役のワーママ人事担当者が時短期間終了時に考えられる選択肢や、時短正社員のままで転職する方法について解説していきます。
タップで読みたい所にジャンプ
この記事を読めば、時短終了時に考えうるすべての選択肢を理解し、自信を持って納得した決断を下せるようになるはずです。
辞める以外にも選択肢はあります!
時短OKの企業に転職するなら
今の会社で時短制度が終わってしまうなら、別の会社でより長く時短勤務を継続するのも手◎
リアルミーキャリア
面談後のやり取りは基本的にLINEで完結するので、PC開く時間もない時短ワーママもスキマ時間にスマホで転職活動ができるのが嬉しいポイント。
\ 公式サイトで無料登録 /
時短終了で辞めてしまうのはもったいない
時短ワーママは、それぞれが色々な事情を抱えて働いているのですが、原則として筆者は「時短期間終了を理由に仕事を辞めてしまうのはもったいない」という考えです。
理由は以下の3つです。
- ママ自身のキャリアが後回しになっているから
- 正社員のキャリアが捨てがたい
- 辞める以外の選択肢があるから
少しでも仕事を続けたい希望があるなら、辞める前に他の選択肢を検討してみてください。
どんな選択肢があるのか紹介していきます。
時短終了時の5つの選択肢
時短制度が終了するにあたり、多くの時短ワーママはどうするべきか大いに悩んでしまいます。
ここでは、時短終了時に考えるべき5つの選択肢について解説していきます。
タップで読みたい所にジャンプ
フルタイムに戻す
1つ目の選択肢は「フルタイムに戻して働く」です。
在籍している企業が、フルタイムで働くワーママに理解のある比較的ホワイトな企業だと実現可能な選択肢です。
在籍企業でフルタイムに戻せるかどうか判断するには、以下の点を確認しましょう。
- 社内にフルタイムで働くワーママがいるか
- フレックス制度や在宅勤務制度があるか
- 子どもの送迎や体調不良時のサポートを家族と分担できるか
在宅勤務制度がある会社であれば、通勤時間を仕事に充てることができるため、フルタイム勤務もしやすくなります。
筆者も2児を育てるフルタイムワーママですが、意外とワーママに優しい外資系企業にてフルタイム勤務ができています。
外資系企業でのフルタイ厶の日常は以下の記事で詳しく解説していますので読んでみてください。
フルタイム勤務に戻す際のメリット・デメリットは後半の章でも解説していきます。
契約やパートとして働く
2つ目の選択肢は「契約やパートの形態で働く」です。
契約・パート勤務のメリットとして以下の点が挙げられます。
- フルタイムほど仕事の負担がない
- 残業なしで働ける
- 一定の給与やキャリア経験を維持できる
一方、デメリットは以下の通りです。
- ボーナスや昇給が期待できない
- 有給がないため、欠勤すると収入が減る
- 自治体によって学童に入れないなどの制限がある
パートで働く場は、在籍企業にて契約を切り替えるケースと、新たな職場に就職するケースがあります。在籍企業のほうが慣れた環境で継続勤務できるというメリットがありますが、仕事内容や時給を比較検討して決定しましょう。
どちらかというと家庭・子育てに軸足を置きながら、キャリアを途絶えさせることなく一定の収入を得たい場合に取るべき選択肢となります。
時短正社員として転職する
3つ目は、「時短正社員として転職する」という選択肢です。
在籍企業での時短期間が終了したあとも、より長い期間、時短で働ける会社があれば時短のまま転職することも考えられます。
時短転職のメリットは以下の通りです。
- 時短のまま継続勤務できる
- 正社員の雇用形態を保てる
反対にデメリットもあります。
- 自力では転職のハードルが高い
入社の時点で時短OKとしている求人は、採用マーケットの中でも非常に数が少ないのが現状です。
転職のハードルが高いため、時短正社員での転職を目指す場合は専門の転職エージェントにサポートしてもらうのが一番安心です。
フルタイムで転職する
4つ目の選択肢は「フルタイムとして転職する」です。
フルタイムに戻したいけれど、在籍企業では働きやすい環境が整っていない場合に考えるべき選択肢です。
例えば、在籍企業の環境が以下のような場合はフルタイムとして転職を検討するのが良いでしょう。
- フルタイム社員は残業ありきの環境
- ワーママのフルタイム社員がほとんどいない
- フルタイムだと転勤や出張が多い
フルタイムとして転職するメリットは以下の通りです。
- 時短に比べて収入が上がる
- 働きやすい職場に移れる
- 希望するキャリアを継続できる
一方デメリットもあるので注意しましょう。
- 転職の難易度が高い
時短で数年間働いてきた実績を持って、フルタイムの求人にチャレンジすることは難易度が高いのは事実です。
ビジネスの場面で経験してきたスキルを棚卸しし、即戦力として働けることをアピールしていきましょう。
時短勤務→フルタイムで転職する場合は、様々な条件で応募可能な求人を探す必要があります。そのためには、
ワーママの転職支援実績も豊富で、残業なしなどワーママにマッチする働き方の求人も多数保有していることが大きな特徴です。
\ ここから無料登録 /
退職する
すべての選択肢を検討しても継続が難しければ、最後に退職が考えられます。
育児と仕事の両立ができず、心身ともに健康でいられないことは避けるべきです。キャリアはいつでもやり直しがききますので、どうしても継続が難しければ、いったん退職するという選択肢も取り入れてみましょう。
退職する場合のメリットとデメリットは以下の通りです。
メリット
- 育児と仕事の両立というプレッシャーから解放される
- 子どもと過ごす時間が増える
- 余裕を持って生活ができる
デメリット
- 収入がなくなる
- 保育園が使えず、自分1人の時間が減る
- キャリアにブランクができる
最大のデメリットは収入が途絶えることだと思います。退職を決断する前に、ご家族で話し合って現実的な決断をすることをおすすめします。
また、いったん退職しても数年後に再び就職することを目指すのであれば、資格の勉強などスキルの維持や更新に努めることも大切ですよ。
時短正社員で転職する方法
時短正社員で転職するには以下の2つのポイントを押さえておくと良いでしょう。
- 専門エージェントに登録する
- ワーママを転職理由にしない
一つずつ解説していきます。
専門エージェントに登録する
入社の時点から時短OKとしている正社員の求人は、採用マーケットでは非常に数が少なく自力で見つけるのはほとんど不可能に近いです。
そのため、時短正社員での転職を目指す場合はリアルミーキャリア
- 時短ワーママ向けに、営業・WEBマーケ・事務など様々な求人を紹介
- 在宅やフレックス制度、時短勤務など多様な働き方を実現できる求人を多数保有
- 毎月2000名を超える登録者がいるなどワーママからの支持が厚い
- キャリアアドバイザー自身もワーママ!
- 面接対策、条件交渉など個別のサポートが充実
時短正社員の求人を専門に扱うエージェントは珍しく、他の大手総合型エージェントでも扱いは少ないです。
時短正社員での転職を目指す場合は必ず登録しておくことをおすすめしますよ。
すべて無料で利用できます!
1点デメリットを上げるとすれば、東京23区や大阪市内の求人を中心に扱っているため、地方の求人には弱いという点です。
地方求人を探す場合は、保有求人数の多い
\ 時短正社員転職なら /
ワーママを転職理由にしない
実際面接などの転職活動に入った際、時短求人に応募した理由を「ワーママとして時短でしか働けないから」にしてはいけません。
時間的制約があるから時短転職を希望しているのは間違いないのですが、採用側は「ビジネスとして何を提供してくれる人なのか」を知りたいからです。
例えば以下の例のように、家庭と仕事の両立が理由であっても、ビジネスで貢献できることを伝えるようにすると面接で好印象となります。
他にも様々なケースを想定し「マネしてOK」な転職理由の例文を以下の記事で詳しく解説しています。ぜひ読んで見てください!
フルタイムに戻すメリット・デメリット
時短終了を機にフルタイムに戻すことを選択肢に入れるのもおすすめです。
フルタイムに戻して働くには、まず以下の条件があるかどうかが重要なので事前に確認しておきましょう。
- 社内にフルタイムのワーママがいるか
- フレックス制度や在宅勤務制度があるか
- 子どもの送迎や体調不良時のサポートを家族と分担できるか
それ以外にも以下で解説するメリットとデメリットを考慮し、自分と家族にとって最適な選択を行うことが肝心です。
メリット
フルタイムで働く最大のメリットは、安定した収入の確保です。その他にも、以下のようなメリットが考えられます。
- 安定した収入と社会保障
- キャリアアップの機会
- 専門的なスキルを高める機会
フルタイム勤務をしながら家庭・子育てを両立させるためには職場や自宅のサポート体制を整える必要があります。
料理や掃除を一部外注したり、自動化家電を取り入れたりすることも検討しましょう。
我が家はお惣菜のサブスクをしています!
フルリモート、もしくは在宅とリモートのハイブリッドの働き方が、ワーママのフルタイム勤務と相性が良いです。
通勤に充てていた時間を勤務時間とすることができるからです。
また、在宅勤務の合間に夕食の準備など必要な家事を済ませると、子どもが帰ってきてからも余裕を持って対応することができますよ。
ワーママとリモートワークの相性の良さは以下の記事でも解説していますので読んでみてください。
デメリット
反対に、フルタイムに戻すことのデメリットも考慮しておく必要があります。
- 子どもと過ごす時間が限られる
- 仕事のプレッシャーが増える
- 家族への家事育児の負担が増える
フルタイム勤務をしながら家庭・子育てとの両立をするには、家事育児にかかる時間や負担をかなり減らさなくてはいけません。
最大限に手抜きしないと!
また、ワーママでない社員と同様の雇用形態ですから、必然的に仕事や成果へのプレッシャーが大きくなることも考えられます。
時短と比べると1日のうち子どもと過ごせる時間は減りますが、その分密度高く大切な時間として過ごせるとも言えますね。
筆者自身も限られた時間だからこそ、最低限の家事はリモート勤務中に終わらせて、残りの時間は全力で子どもと向き合うようにしています。
まとめ:すべての選択肢を検討してから決断しよう
この記事では以下の内容を解説しました。
- 時短終了だけを理由に辞めるのはもったいない
- 時短終了時の選択肢
- フルタイムに戻す
- 契約やパートとして働く
- 時短正社員として転職
- フルタイムとして転職
- 退職
- 時短正社員で転職するには
- 専門エージェントに登録
- 転職理由を工夫する
- フルタイム勤務のメリット・デメリット
時短可能期間の終了という大きな転機を迎えたワーママにとって辞めるか辞めないかはとても悩ましいことです。
辞める・辞めないの2択ではなく、考えうるすべての選択肢を考慮に入れて、家族にとっても自分のキャリアにとっても最善の選択をしほしいと思っています。
時短OKの企業に転職するなら
今の会社で時短制度が終わってしまうなら、別の会社でより長く時短勤務を継続するのも手◎
リアルミーキャリア
面談後のやり取りは基本的にLINEで完結するので、PC開く時間もない時短ワーママもスキマ時間にスマホで転職活動ができるのが嬉しいポイント。
\ 公式サイトで無料登録 /
それでは、また!