正社員に疲れたワーママ体験談|対処法10選と両立しやすい職種を解説

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育児と仕事で疲れてしまった…正社員しんどい。

正社員として仕事をしながら家事も育児もこなすワーママの皆さん、毎日本当にお疲れ様です!

仕事も育児も思うように進められなかったり、保育園からの急な呼び出し、ワンオペで疲弊しているママも多いはず。

この記事は、正社員として働くことに疲れてしまったワーママに向けて、ワーママ達の実際の体験談や疲れを癒やす対処法、両立しやすいおすすめの仕事などについて解説していきます。

執筆者情報

筆者自身もフルタイムで働く正社員のワーママです。

毎日てんやわんやですが「ママ以外の自分」を持てる仕事の時間は貴重だと思い、手抜きや工夫をしながらなんとかやっています。

この記事を読めば、正社員として続けるかどうか自分に合った選択肢を選ぶヒントを得ることができますよ。

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リアルな体験談を紹介しています

Table of Contents

正社員に疲れたワーママたちの体験談まとめ

正社員で働くことに限界を感じているワーママは非常に多いですが、状況は本当にさまざまです。

  • 正社員を辞めてよかった人
  • 正社員を辞めて後悔した人
  • 正社員を辞めなくて良かった人
  • 正社員の現在つらいと感じてる人

どれが正解かはわかりません。重要なのは何を基準に自分がどう判断するか。

いろいろな人の体験談を知ることで、判断できる材料にしていきましょう。

正社員を辞めた/辞めたい人の声

1ヶ月ワーママをやってみて、今のまま働き続けるのは無理だと実感しています。融通の効く働き方でないと無理だと感じているようですね。

辞めるメリットを探すことで、辞めたいと思う自分の背中を押そうとしている方も。

自分はワーママを辞めるけれど、正解は人それぞれ違っていて、みんな頑張っててすごい。本当にその通りですね!

一定の年齢になると周りで正社員ワーママを辞めていく人が多くなるという体験をした方の声がありました。

ちょうど子供が小学生になるころに、転機があるようです。

正社員の働き方を辞めて、フリーランスの道を選んだ方も。

働いているママであることには変わりないけれど、会社勤めの正社員よりも働き方に柔軟性が持てるかもしれませんね。

正社員を辞めない人の声

辞めるも辞めないも人それぞれだけれど、正社員を続けるために自分で自分を褒めてモチベーションを上げています。

正社員を続けることの大きなメリットの一つは経済的な面がありますね。お金をモチベーションに頑張ることもあると思います。

いろいろな働き方を経験して、現在は正社員。働くことが好きだから家庭の状況に合わせて働き方を変えながらも、仕事を辞めなかったようです。

働きたいと思う理由は人それぞれいろいろあって、お金がモチベーションの人もいれば、お金以外のところがモチベーションになる人もいる。

自分が頑張れるモチベーションを見つけるのが大切ですね。

筆者のワーママ体験談

筆者は保育園児2人を育てるフルタイムのワーママです。外資系企業の人事部で採用を担当しています。

第一子のときも第二子のときも、育休から復帰した直後〜1年くらいは、子供の急な体調不良で仕事を制限しなくてはいけないことが多かった!

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会社に着いたとたんに保育園からの着信!あるあるですね。

外資系企業は比較的柔軟な働き方をしやすい環境なので、子供の体調不良時は在宅勤務に切り替えて、夫と交代したり実母に来てもらったりしながら休み休み在宅で働くようにしていました。

外資系企業でのワーママとしての働き方は以下の記事で詳しく解説していますので、よかったら読んでみてください。

ワーママ正社員しんどい場面10選

正社員として働くワーママの多くが感じる「しんどい場面」をまとめてみました。

一つずつ見ていきましょう。

職場の理解がない

ワーママがつらいと感じる場面で圧倒的に多いのは、職場の理解がない場合です。

例えば、子供の急な体調不良で早退したり休んだりする時、同僚や上司の理解がないと非常に気持ちがつらいですよね。

自分が働けない時間に同僚にカバーしてもらっている申し訳なさで気疲れしてしまうというパターンも。

家庭の事情を理解してくれる職場があるだけで、ワーママにとっては大きなサポートになります。自分の職場の理解だけでなく、パートナーの職場も、子育てと仕事との両立について理解があると理想的です。

ワンオペがつらい

夫が多忙や出張、シングルマザーなどの理由でワンオペになっていると、ワーママでいることに疲れてしまうのは当然ですね。

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育児は2人でやってやっとちょうどいいくらい。

家事や育児には終わりがなく、朝の保育園への登園から、お迎え後のお世話まで全部ワンオペでやるのは本当に大変です。

せめてパートナーがお風呂に入れてくれるとか、寝かしつけをやってくれるというだけでもずいぶん違いますよね。

仕事が終わってからもとにかくタスクが多いです。それをすべてワンオペでやるのは本当に疲れる!

体力がつらい

仕事と子育ての両方に十分な時間とエネルギーを使うことは難しいです。

文字通り分刻みのスケジュールで動いて、移動は常にダッシュ、保育園から帰ってきたら座る間もなくご飯、お風呂、寝かしつけで毎日ヘトヘトになっている状況ですよね。

体力がなくなると心の余裕もなくなり、ちょっとしたことでもストレスが溜まってしまうことがあります。

正社員として、ワーママ以外の人たちと同じ条件で働くことがそもそもきつい!というご意見ですね。

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本当に毎日HPが0になってしまいます。

子どもとの時間が少ない

仕事や家事に追われる日々の中で、本来一番大切にしたい「子どもとの時間」があまり取れないことに罪悪感を感じるママは多いですよね。

特に子供が小さいうちは一緒に過ごす時間が重要で、成長を見逃すのではと心に引っかかることもあるようです。

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私自身も次男を8ヶ月で保育園に預けはじめること、すごく悩みました。

限られた時間でも質の高いコミュニケーションを意識することが大切ですね。

自分の時間がない

仕事と育児に追われる日常で、ワーママが自分の時間を確保するのは非常に難しいです。

疲れ果てて子供と一緒に寝落ちしてしまって、自分の時間を取ることもできないので、ストレスを解消するチャンスもないという悪循環も。

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私は月に1-2回、有休や半休を取って自分時間に充てています。

残業できず気まずい

ほとんどのワーママは残業できず定時で保育園にダッシュですが、同僚に迷惑をかけていると感じる場面も多くなります。

毎日のことなので地味につらさが積み重なってきますよね。

世の中全体が「残業ありき」でない環境になるのが理想的なのですが…

仕事で結果がでない

ワーママ特有の時間的制約で、仕事に思いっきり没頭することができず、思うように結果が出ないことに悩んで疲れてしまうこともあります。

もともとバリバリ働いていた人に多く、理想の自分の働く姿と、現実にこれしかできないというギャップに悩んでしまうんですね。

また、ワーママであるというだけで仕事のパフォーマンスに影響すると勝手に考えられ、不当に評価が低くなったり、希望しない異動をさせられることもあります。

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残業できないというだけで、他の人と明らかに評価に差がついてしまうと、とても悔しいですよね。

寝不足がつらい

子育て中は子どもが夜泣きをしたり、夜間授乳があったりと、思うように眠れない日々が続きますよね。

そんな慢性的な寝不足の中働くので日中のパフォーマンスに影響が出るのは当たり前。

仕事に集中できず、生産性が落ちるとさらにストレスが溜まり、悪循環に陥ってしまいます。

疲れてもゆっくり寝られないので体力回復できないという状況です。

私自身も現在上の子4才、下の子2才ですが、最近やっとまとまって寝られるようになりました。上の子産んでから4年半ぶりな気がします。

夜泣きがいつ終わるかは子どもによるので、もっと長い期間、慢性的寝不足のワーママも多いですよね。

イライラする自分に自己嫌悪

仕事と育児の両立に疲れると、ちょっとしたことでイライラしてしまいがちです。

そしてそのイライラを家族にぶつけてしまった後、自分の行動に対して自己嫌悪に陥ることもありますよね。

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子どもの寝顔みながら反省の日々。

このような負の連鎖を断ち切ることはなかなか難しいですが、どこかでリフレッシュしてまずは身体を休めないとですね。

すべてが中途半端

仕事も家庭もちゃんとこなしたいと思っても、現実的はどちらも中途半端になってしまうのがワーママのつらいところ。

家庭のことが気になりながら仕事を続けたり、仕事のことが気になりながら家庭に向き合ったりすることで、自分自身がどちらも満足にできていないと感じることが苦しくなります。

仕事も育児も完璧にこなすなんて絶対無理なので、どちらも適度に手を抜いて笑顔で生活できるのが理想的なんですけどね…

疲れを癒やす対処法10選

ワーママとしての忙しい毎日の中で、疲れを感じることは避けられません。でも少しの工夫でその疲れを軽減することができます。

ここでは、ワーママの疲れを少しでも癒やす以下の10個の具体的な対処法を紹介していきます。

参考にして、取り入れられそうなものから試してみてくださいね!

パートナーと話し合う

ワーママの大変さを一番わかってほしいのは一番近くにいるパートナーのはず。

どんなことが大変なのか、何を助けてくれたら楽になるのか、家事育児の分担についてパートナーとしっかり話し合いましょう。

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察してもらえると思わずに言葉にしよう!

いわゆる「名もなき家事」についても、話してみたら初めて気がついたというパートナーは多いようです。

お互いのスケジュールを理解し、協力し合うことができればストレスが少し軽減されるかもしれません。

パートナーとの相互理解が深まれば、家族全員の幸福度が上がるはず。

週末に自分時間を持つ

週末は家族と過ごす時間が多いと思いますが、自分だけの時間を持つことも大切です。たまには家族にお願いして、自分ひとりの時間を作りましょう。

カフェでのんびりするもよし、ショッピングやエステ、美容院に行くだけでもリフレッシュできます。

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私は寝かしつけが終わった夜に、寝ている子どもを夫に任せて、夜のカフェに行ったこともありますよ!

お子さんが小さくて寝不足のママは、家族に出かけてもらって、ゆっくり寝ることも大事です。

自分にご褒美

毎日頑張っている自分を認めて、ご褒美をあげることでモチベーションを高めるのはいかがでしょうか。

お気に入りのスイーツを買ったり、心地よいアロマバスに浸かるなど、自分だけのための時間を楽しんでください。

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我が家にはハーゲンダッツが常備されています。

働いてお金を稼いでいるんだから、ちょっとしたご褒美には課金していきましょう!

家事代行を使う

家事代行サービスを利用するのも一つの方法です。

掃除や料理、選択などの家事をプロに任せることで、自分の時間を作ることができたり、育児により時間を取ったりすることができるようになります。

敷居が高いと感じる人もいるかも知れませんが、お試しプランなどを利用して1度利用してみると、意外と気軽に利用できることがわかるはず。

特に家事があまり得意でないと感じているワーママにはぜひ試してほしいサービスです。

1回家族で外食するくらいの値段で、プロが短時間でより高いクオリティで家事を済ませてくれるので本当に助かる!

私は先日家事代行サービスのベアーズを利用してみました!

年末年始の大掃除のような大掛かりなものをイメージしていましたが、実際は「日常の家事」を代行してくれるもっと気軽なものでしたよ。

指定の時間で水回りの普段の掃除、買い物、洗濯物とアイロンなど、ためておいた家事をまとめて依頼できました。

「自分で家事を全部やらなくてはいけない」という固定概念をなくすと、こんなにも心身が楽になるのか!と感動的な家事代行体験。

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一度試してみる価値ありです!

\ 得意な人に任せよう /

時短テクニックを使う

すでにほとんどのワーママが時短を意識していると思いますが、もっと時短・効率化できることはないか?と考えてみましょう。

例えば通勤時間にSNSを見るのを辞めて、宅配サービスの注文、必要な子供用品のネット購入、子供の予防接種の予約や調べ物など、細々した必要なことを全部スマホで済ませるなど、すきま時間を有効活用したり。

その他にも我が家ではこんな時短テクニックを使っています。

  • 食事は全員ワンプレートでお皿洗いの時間を時短
  • お米は無洗米で洗う時間を時短
  • お湯の出るウォーターサーバーでお湯沸かす時間を時短
  • 食洗機、お掃除ロボット、ドラム式洗濯乾燥機の時短セットをフル活用

時短テクで5分でも10分でも時間ができると、ワーママにとっては大きな差ですよね。

完璧を目指さない

仕事も家事も育児も、全部に全力投球で頑張ってしまうと、疲れやストレスが増してしまいます。

すべて100%の完璧を目指さず、仕事と家事と育児、全部合わせて100%になればいいくらいだと意識していきましょう。

仕事は要所要所で賢くやればいいし、家事は手抜きしていいし、育児は笑って生きていれば良い!完璧でない自分を認めることで、心の負担がずいぶん軽減されるはずです。

同じ境遇のワーママと話す

同じ境遇のワーママと話してストレス発散するのもおすすめです。

わかりあえる話が多いし、知らなかった時短テクニックや失敗談を聞けることが多いはず。

情報交換や励まし合いを通じて、お互いに元気を取り戻すことができます。周りにそのような存在がいなければ、SNSや地域のママサークルなどを活用してネットワークを広げてみましょう。

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ワーママ同士じゃないとわかり合えないことってあるよね。

働き方を変えられるか検討する

もし働き方を変えることで時間的、精神席に余裕ができるなら、働き方を見直すのも選択肢の一つです。

所属している企業で在宅勤務やフレックス制度があるか、別の部署に異動すれば使える制度があるかなど、もう一度確認してみましょう。

また外勤の営業職から内勤の事務職への転換などといった職種転換も、自分の希望するキャリアと相談しながら検討してみると良いですよ。

在宅や時短ができる会社に転職する

今の会社で働き方の変更が難しそうな場合、思い切って転職するのも良いでしょう。

特にリモートワークや時短勤務が可能な会社なら、両立が一段と楽になります。

転職初心者であれば、まずは求人数が業界最大級のに頼ってみるのがおすすめです。

とにかく求人数が多いので、ワーママの希望条件にもぴったり合う求人を紹介してくれるはず。

また大手ならではの手厚いサポートも無料で受けられます。応募書類の添削から模擬面接まで、希望に応じて伴走してもらえますよ。

\ 初心者ならリクルートエージェント /

また時短勤務として転職したいなら、時短専門のがおすすめです。

時短求人は採用マーケットには少ないため、時短求人を専門に扱うエージェントに相談するのが近道です。

ワーママの転職支援実績が豊富なので、ワーママならではの悩みにも寄り添ってもらえて安心ですよ。

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プロに相談する

疲れているときには冷静な判断ができません。転職や退職といった大きな決断に不安があるなら、第三者のプロに相談してみるのがおすすめです。

例えばは、プロのキャリアトレーナーが「人生の理想状態に近づくためのキャリアトレーニング」を提供してくれるサービスです。

ワーママの利用実績も多く、予想外の角度からアドバイスがもらえることも。

本番のコースは比較的高額なのですが、有料コースを申し込む前に完全無料のを受けることができ、実際のコースを疑似体験することができますよ。

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有料プランに申し込むかどうかは、無料カウンセリングを受けてから決めて大丈夫です。

私も最近無料カウンセリングを受けてみましたが、無料カウンセリングだけでもかなり多くの気づきがありました。詳細はこちらの記事でレポートしています。

有料コースへの強い勧誘はなかったので、気軽に無料カウンセリング受けてみてくださいね!

\ もやもやをプロに相談 /

正社員を続ける5つのメリット

正社員を続ける5つのメリット

正社員として働くことに疲れてしまうことも多いですが、それでも正社員を続けることはメリットが大きいです。

ここでは以下の5つのメリットについて詳しく解説していきます。

一つずつ解説していきます。

経済的にゆとりがある

一番大きなメリットは、やはり経済的に余裕が持てることです。安定的な収入があると、家計の安定感が増し、子供の教育費など将来への金銭的不安も軽減されます。

また給与以外にも、以下のようなベネフィットを得ることができます。

  • ボーナス
  • 昇給
  • 社会保険
  • 厚生年金
  • 有給休暇
  • パートナーに万が一何かあったときの支え

自分のために使えるお金も増えますよね。ストレス発散とか、自分にご褒美とか。私はご褒美ハーゲンダッツとご褒美スタバに散財してしまいます(笑)

自分時間が持てる

ワーママには自分時間がない!と誰もが思っていますが、私自身は逆だと思っています。

自分に合っている仕事、やりたい仕事ができていれば、「仕事の時間」イコール「自分時間、自己実現の時間」だと思えるのです。

もちろん働いているのでストレスがないとは言わないし、マッサージとかネイルとか、趣味の時間に充てることはできないです。

しかし「ママである自分」から解放されて、自分の思い通りにペース配分して過ごせる時間があることは私にとってはとても大きいことです。

逆に週末は朝から晩まで子供と一緒にいるので、週末の方が「自分時間がない」と感じます。

月に1回程度は有給休暇を取って、ショッピングに行ったり、カフェでまったりしたり、本当の自分時間を取れるのも正社員ならではのメリットですね。

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私は寝不足が続くと「寝る」ために有給をとることもありますよ(笑)

保育園のメリットを享受できる

子供を保育園に預けることに罪悪感を感じることもあるかもしれませんが、保育園にはすごくメリットがあると思っています。

私が実際に子供を保育園に預けて実感するメリットは以下の通りです。

  • 子供同士の社会性が身につく
  • お友達や親以外の大人との関わりを持てる
  • 子供の生活リズムが勝手に整う
  • 栄養のある給食を食べられる

また子供と接する時間が限られるからこそ、全力で子供と向き合うことができるとも思います。

毎日ずっと一緒にいたら、イライラしてしまうことも、離れたいと思ってしまうこともあるけれど、平日は時間が限られているから思いっきり優しくできる。

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もちろん怒りまくっている日もありますが笑

家庭保育ではできないことを保育園のメリットとして感じている口コミもありました。

社会貢献実感が得られる

社会とのつながりを感じ、社会に貢献しているという実感を得ることも、正社員でいることのメリットだと言えるでしょう。

仕事を通じて他人の役に立ったり、チームの一員として成果を上げたりすることは、自己肯定感を高める要因となります。

また、同僚や上司、クライアントとのつながりが深まることで、「ママである自分」以外のコミュニティができたり、アイデンティティが生まれたりすることもメリットだと言えます。

キャリアを実現できる

正社員として働き続けることで、キャリアを着実に継続させることが可能です。

仕事の経験やスキルを継続的に伸ばして、将来的に昇進や転職の機会につながるかもしれません。

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子育て中だってキャリアを犠牲にしない!

正社員を辞めるメリット

正社員を続けるメリットもあれば、辞めるメリットもあります。

どちらかが正解ということではなく、どちらも知った上で自分が納得する方を選べばいいのです。

ここでは、正社員を辞めることで得られる3つのメリットについて解説していきます。

子どもと過ごす時間が増える

正社員として働いていると、そうでない場合に比べて子どもと過ごす時間が限られてしまうのは事実です。

そのため、正社員を辞めれば子どもとできるだけ長い時間一緒に過ごしたいという思いを叶えることができます。

平日でも学校行事に参加することができたり、日常の小さな出来事や成長の機会を共有することもできるでしょう。

仕事のストレスがなくなる

ワーママ正社員として仕事にストレスを抱えている場合は、正社員を辞めることでストレス、プレッシャー、緊張感から解放される可能性が高いです。

仕事のストレスは心身に大きな影響を与えることがあるし、特に責任の思い立場で働いているワーママにとってはそのストレスは多大なものだと想像できます。

正社員でなくても生きていればそれなりのストレスがかかる部分は避けられませんが、「仕事のストレス」という特定の原因をなくせることはメリットの一つだと言えますね。

時間に追われず生活できる

正社員として働いていると、常に時間に追われ、文字通り分刻みで毎日を過ごさないといけないですが、正社員を辞めると、日常の生活にゆとりが生まれるかもしれません。

物事をゆっくりと、着実に進めたいタイプの人であれば、正社員ではない道を選ぶほうが合っている可能性が高いです。

ワーママが両立しやすい職種ランキング

キャリアや収入面を考えて正社員を続けたいけど、疲れて心が折れそう!という場合には、両立しやすい職種への転換も選択肢に入れてみましょう。

ワーママが両立しやすい職種ランキング
  1. 事務職
  2. WEBデザイナー
  3. コールセンター
  4. WEBライター
  5. 保育・介護職

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一つずつ詳しく見ていきましょう。

1位:事務職

ワーママが両立しやすい仕事の代表格は事務職。両立しやすい理由は以下のとおりです。

  • 就職がしやすい
  • 未経験でも取り組みやすい
  • 残業が少ないケースが多い

事務職の中にもいろいろな種類があります。

  • 一般事務
  • 庶務

→専門スキルが不要で未経験でも挑戦しやすい。

  • 営業事務
  • 経理
  • 人事・総務

→経験やスキルを生かして比較的高年収を狙いやすい。

事務職は幅広いので、自分のスキルや希望に合った職種を選ぶことができますよ。

2位:WEBデザイナー

原則としてPCによるアウトプットなので、フルリモートの求人が多くワーママにとっては両立しやすい職種の上位だと言えます。

WEBデザイナーとしてのスキルが必要な分、未経験での就職難易度はやや上がる一方で、キャリアを積み上げればブランクがあっても働きやすいというメリットがあります。

3位:コールセンター

コールセンター業務も以下の理由でワーママに向いている職種です。

  • リモートがしやすい
  • 自社の商品やサービスを勉強すれば初心者でも取り組みやすい

また同じ業務をしている人が複数人いることが多いので、子供の体調不良で急に休むことがあっても、業務の進捗遅れが起きにくいという利点もあります。

ただ時代の流れ的にAIが代行できる部分も多く、長期的なキャリア形成にはやや懸念があります。

4位:WEBライター

未経験からも挑戦しやすく、フルリモートでも対応ができる点でワーママにおすすめの職種です。

ブログや企業のHPなどに記事を寄稿する場合が多く、もくもくとPC作業ができる人に向いています。

また企業に属さず「フリーランス」という道も開ける可能性があるのが特徴的ですが、一方で締切がある仕事が多いためワーママとしてはスケジュール管理に注意が必要です。

5位:保育・介護職

現在別の業界であれば、社内異動は難しいですが、転職においては以下の理由でワーママにもおすすめできます。

  • 人手不足な業界のため就職難易度が低い
  • 全国各地に施設があるので自宅の近くで就職しやすい

例えば保育園で働く「子育て支援員」とは、保育士の資格がなくても指定の研修を受ければ就職することが可能です。

ただしどちらも体力仕事なので、現状体力の問題でワーママがつらいと感じている人にはあまりおすすめできません。

ワーママにおすすめの転職エージェント

働く環境を変えてつらい状況から抜け出すために、転職も大きな選択肢の一つです。

ただ転職エージェント選びに注意しないと、キャリアップだけに注目した忙しい仕事ばかり紹介されたりしてミスマッチになるリスクもあります。

ここでは正社員でもうまく両立できる仕事を探すのにおすすめの転職エージェントを2つ紹介します

転職の経験があまりなく、求人紹介以外の部分でもサポートが必要な場合は、まずは大手のに1社目として登録するのがおすすめです。

リクルートエージェントは業界最大級の求人数を誇り、ワーママの希望条件にぴったい合う求人を探してくれるはずです。

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求人数が多いので、幅広い選択肢を見られる!

また大手ならではの手厚いサポートがあります。例えば、

  • 応募書類の添削
  • 模擬面接
  • キャリアカウンセリング

このようなサービスも、求人の紹介もすべて無料で受けられます。

デメリットを上げるとすれば、求人数が多く自分で情報の取捨選択をしないと選択肢を絞りきれないことです。

転職活動の時間を十分に取れないワーママであれば、一度に見るのは2-3社までと決めておくと良いかもしれません。

\ 初心者ならリクルートエージェント /

リクルートエージェントの利用体験談は以下の記事で詳しく解説していますので読んでみてください。

転職時点で時短勤務OKにしている求人は採用マーケットでは非常に少ないです。

成約率が低いため大手の転職エージェントでは扱っていないことも多く、求人を見つけるのは至難の業。

時短転職を希望するワーママであれば、時短専門のに登録してサポートを受けるのがおすすめです。

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時短専門エージェントに相談するのが近道!

ワーママの転職支援実績が豊富なことから、ワーママならではの悩みにも寄り添ってもらえて安心です。

ただし時短求人がそもそも少ないことから、東京23区や大阪など大都市の求人紹介がメインです。このエリアに通える範囲のワーママが対象となりますので、注意が必要です。

\ 時短正社員専門なら /

よくある質問

ワーママ正社員に関して、よくある質問をまとめました。

ワーママ正社員、大変なのはいつまで?

どのような働き方ができるかによって大変さは異なります。

保育園児のうちは、日常のお世話にまだ手がかかる時期のため、食事やお風呂、寝かしつけ、着替えなど、子どもが起きているうちはママの時間はありません。

小学生になるとお世話は少なくなりますが、反対に宿題を見てあげたり、夏休みなどの長期休みの対策が必要だったりと、仕事時間との調整が必要になるケースが多いようです。

フレックス勤務、在宅勤務ができる仕事であればある程度調整が可能で、だんだんと手が離れてくる小学生くらいから楽になりますが、フル出社で柔軟性のない働き方だと、小学生いっぱいは大変だと言うママが多いですよ。

ワーママ正社員の平均年収は?

2023年mog株式会社の調査によると、時短勤務含むワーママの平均年収は435.9万円。最も多い層は300万円〜399万円が29.3%となっていますが、時短勤務で本来の年収から下がっている人も多く含まれているようです。

時短勤務をしていたり、フルタイムでも残業ができなくなっている分、出産前の年収と比較すると下がってしまった人が多いですが、それでも700万円以上の高年収層も10%程度いて、ワーママの年収帯はかなり分散しています。

無理なく家庭との両立ができていることと、自分のやりたい仕事ができていること、この2つが揃った上で、納得できる年収が得られることが理想的ですね。

ワーママ正社員の辞め時はありますか?

この記事ではワーママの疲れを癒やしつつ正社員を続けるメリットもご紹介していますが、例えば疲れすぎて心身の不調をきたしている場合などは、正社員を辞めることも考えるべきです。

ママが幸せでいられないことは家族にとっては大きなマイナスです。正社員を辞めるリスクよりも、自分を大切に、周りに頼りながら笑顔でいられる生活を取り戻すことを最優先に考えましょう。

まとめ:疲れを癒やして笑顔のママでいよう!

この記事では、以下の内容について解説しました。

この記事のまとめ
  • 正社員を辞める人、辞めない人それぞれ正解がある
  • ワーママの疲れを癒やす対処法10選
  • 正社員を続けるメリット、辞めるメリット
  • 両立しやすい職種ランキング
  • ワーママにおすすめの転職エージェント

毎日バタバタの中で、子どもに怒鳴ってしまって自己嫌悪になることもありますよね。それはママとしてできていないのではなく、ワーママとして疲れすぎて余裕がないだけかもしれません。

疲れを癒やす対処法を実践し、可能ならば異動や転職で両立しやすい環境に移り、疲れすぎないように少しずつ自分のキャリアを積み上げていくのがおすすめです。

自分にご褒美あげつつ、笑顔のママでいられますように。

それでは、また!

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