女性だとキツイは誤解!ワーママこそ外資系企業がおすすめな理由

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外資系企業は女性にはキツイって本当?
ワーママが外資系に転職して活躍するのなんて無理だよね?

女性にはキツイと思われがちな外資系企業ですが、内情をよく見ると、それは誤解だということがわかります。

外資系企業は、女性、特にワーママにとってとても働きやすい環境を提供してくれます。

同時に、ワーママが自分のキャリアを犠牲にすることなく、正当に評価される職場環境でもあるんですよ!

執筆者情報

私自身も外資系企業で10年働くワーママです。実際に外資系企業に在籍している間に、結婚、出産とライフイベントの変化を経験してきました。

また採用担当としても多くの女性やワーママを採用し、外資系で活躍する人材をみてきています。

その経験を踏まえ、外資系企業の実情と、女性でも外資系企業で活躍できるコツをお伝えしていきたいと思います!

この記事を読めば、女性やワーママが外資系企業でどんな働き方ができるのか、どんなキャリアを積めるのかを理解し、外資系転職を選択肢の一つとして具体的に考えられるようになります!

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ワーママにおすすめのホワイトな外資系企業を探すポイントも紹介しています。ぜひ最後まで読んでくださいね!

すぐに外資系企業への転職を考えている方は、外資系転職におすすめの転職エージェントと転職サイトに登録するところから始めてみてくださいね。

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外資系が女性にはきついと思われている理由3選

女性にはキツイと思われる理由

外資系企業は「女性にとって厳しい職場」というイメージが根強くあります。

それには以下のような外資系企業独自の制度や企業文化が影響していると思われます。

外資系企業が女性にはきついと思われている理由
  1. 成果主義だから
  2. クビになるリスクがあるから
  3. 長時間労働だから

一つずつ詳しく見ていきましょう。

理由①成果主義だから

外資系企業の多くは成果主義を導入しており、個人のパフォーマンスが直接評価や給与に反映されます。

そのため、目標を達成するためには常に高いパフォーマンスを発揮しつづけなければらなず、これが女性にとってプレッシャーと感じる要因の一つになっているようです。

逆に考えれば、ワーママであっても、女性であっても、男性であっても、フェアに仕事の成果を見て評価されるという良いポイントでもありますね。

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職種やポジションを選べば、成果を出すのに必ずしも高いプレッシャーがかかるポジションばかりでもありませんよ。

理由②クビになるリスクがあるから

外資系企業も業界によっては、厳しい成果主義のもと、成績が良くなければクビになるような企業もあります。

ただ一般的には、外資系企業であっても日本で運営している企業であれば、海外(とくにアメリカ)のように簡単に従業員をクビにすることはできません。

実際、「成績不振」だけを理由にクビになるケースは実はとても少ないです。

それよりも多いケースは、本国の決定で不採算部門の撤退が決まり、その部署で働く従業員が全員会社都合退職にさせられるケースです。

外資系企業は基本的に会社主導の部署異動がないため、「部署が解散になる」=「そこで働く人達は解雇される」ということが起こるのですね。

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会社の規模や業績を事前に調べておけば、このようなケースを避けることも可能です。

理由③長時間労働だから

外資系企業=「超激務!」のようなイメージがあるようです。

外資系企業の中には、プロジェクトに対して迅速に行動し、時には深夜や週末も働く文化がある場合もあります。

このような働き方は、たしかに女性や特にワーママにとってはなかなか難しいと言えるでしょう。

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こちらも、業界や職種を見極めることで回避できます。

ワークライフバランスがとても良い会社が多いのも外資系企業の特徴です。

仕事がラクなことはありませんが、自分で時間のコントロールが取れたり、リモートワークを導入している企業が多いですよ。

女性にとっての外資系企業【ホントのところ】

女性にとっての外資系企業

では実際のところは女性にとって外資系企業はどのような働き方ができるのでしょうか。

業界や企業、ポジションによって異なりますが、実際ワーママにとって働きやすい環境が整っている会社が多いです。

女性だからといって何か優遇されることはありません。ビジネスとしてそれなりの厳しさがあることは事実です。

しかし逆に言えば、ワーママだからといって不当に評価を下げられたり、重要な仕事から外されたりすることはなく、キャリアをしっかり構築できる環境です。

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個人的には日系企業よりも外資系企業のほうが女性、特にワーママにとって働きやすい環境があると思っています。

以下のポイントについて、詳しく解説していきます。

女性にとっての外資系企業
  1. 性別やステータスは関係ない
  2. 女性マネージャーが多い
  3. フレキシブルな勤務体系
  4. ライフイベントに対応しやすい

性別やステータスは関係ない

外資系企業で働く上で、性別による年収や評価の差は一切ありません。さらに言えば、年齢やステータス(子育て期、時短勤務など)による差もありません。

外資系企業ではジョブ型雇用を行っているため、採用の基準は「ポジションに求められる業務を遂行できるスキルがあるかどうか」という1点だけだからです。

ポジションごとにもともと定められている年収の差はありますが、そこに誰が採用されるかという点で、性別、年齢、その他のステータスに優劣はないのです。

評価制度も成果主義であるため、性別は関係なく、期待される成果を出した人が評価され、高い給料を得ることになります。

ワーママだからと言って、甘く大目に見てもらえることはないシビアな環境ではありますが、逆に一定の成果さえ出していればフェアに評価されるという点が特徴です。

女性マネージャーが多い

一般的な日本企業に比べて外資系企業の女性管理職の割合が高いのも事実です。

実際にこのようなニュース記事も掲載されています。

外資系企業は女性登用に積極的――。女性管理職の割合を尋ねると、外資系企業は「10~29%」、日系企業は「10%未満」との回答が最も多かったことが11日までに、人材紹介会社エンワールド・ジャパン(東京)の調査で分かった。

日本経済新聞 2020年3月11日  女性管理職、外資系が多く 日系は1割未満 より抜粋

記事内での、「外資系は女性管理職の登用に積極的」という言い方については、個人的にやや違和感があります。

外資系企業では「女性だから」「男性だから」という考え方をそもそもしていません。

男女関係なく、管理職に求められるスキルを持ち合わせている人が管理職になっているだけなのです。

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表現のニュアンスに違和感はありつつも、実際にデータとして女性管理職が多いことがわかりますよね。

私が働くイギリス系の企業でも、グローバルでの女性マネージャーの割合は59%というデータがあり、男性よりも多くなっています。

当然、中には子育て中の女性マネージャーもいて、時間的制約があったり、子供の病気や行事でお休みを取る必要があったりしながらも、効率よくマネージャーとしての仕事をしている状況です。

フレキシブルな勤務体制

会社ごとの差はあるものの、一般的に外資系企業はフレキシブルな勤務体制を取っていることが多いです。

生産性をあげて効率よく成果につなげるという成果主義の考え方が大事にされているからです。

フレキシブルな勤務体制の実例をあげてみます。

有給消化率はほぼ100%。2週間以上の長い休暇を取って海外にバケーションに行く人も多いです。欧米の会社の場合、クリスマスシーズンの12月はほとんど1ヶ月休んでいるような人も(笑)

就業後の飲み会や接待はなく、家族との時間を優先するカルチャーが根付いています。会社のカレンダーに「子供の誕生日だから16時退勤!」と予定を登録する人も。

リモートワークも積極的に取り入れられています。生産性が上がるなら仕事をする場所は問わないというスタンスですね。私が働く会社では、自宅だけでなく、旅行先や帰省先で働くことも許可されています。

逆に言うと、結果が出ていない場合は残業してでも成果に結び付けなくてはいけないというシビアな面もあります。私自身も17時でいったん仕事を切り上げ子供を保育園に迎えに行き、子供が寝た後にもう少し働く、なんていうこともあります。

このように、外資系企業の勤務体制はかなりフレキシブルで、自分の裁量で生産性を上げながら働くことができる環境といえます。

ワーママであっても、子供と過ごす時間を犠牲にすることなく働くことができますよ!

ライフイベントに対応しやすい

外資系企業は実はライフイベントに対応しやすく、産休・育休も取りやすいんです。

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家族のために時間を使うことは当たり前!という考え方だからですね。

日系企業でも当然産休・育休を取得できますが、復帰後は比較的負担の軽い部署に異動させられてしまったり、いわゆる出世コースからは外れてしまったりというケースも耳にします。(マミートラックについてはこちらの記事でまとめています)

外資系企業ではジョブ型雇用なので本人が希望しない異動はなく、育休から復帰した後も同じポジションで働くことができます。

ジョブローテーションのない外資系企業では、Maternity Coverという期間限定の雇用形態があります。その名の通り、産休・育休によって一時的にポジションに空きが出てしまう場合に、不在期間のみ、そのポジションの仕事を担ってくれる人のことです。あくまでも期間限定の雇用なので、もともとそのポジションにいた人が復帰した際には、契約が解除されます。

私自身も外資系企業で働く10年の間に2度の産休・育休を取得し、私の不在中はMaternity Coverの方を採用してもらいました。

復帰後も元のポジションで同じ責務を任されています。

女性にはキツイと思われがちな外資系企業も、実はフレキシブルな働き方ができるし、ライフステージの変化に合わせて産休・育休を取ることも可能なんですね。

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成果を出すことが前提ではありますが、育休からの復帰後も同じ職務でチャレンジできるというのはありがたい環境ですよね!

外資系企業に向いている女性の3つの特徴

外資系企業に向いている女性

外資系企業で活躍する女性には以下のような特徴があります。

  1. 実力で評価されたい
  2. 英語が得意
  3. 変化に対して柔軟に対応できる

外資系企業に向いているか向いていないかを詳細にチェックしたい方はこちらの記事もご参照ください。

特徴①実力で評価されたい

外資系企業は、性別やステータスに関係なく、自分の実力を発揮し、成果に見合った評価を受けたいという意欲的な女性が向いています。

逆に、プロセスもしっかり評価してほしい場合や、子供が小さいうちはプレッシャーの低い仕事をしたいと思っている場合には、外資系企業の環境は向かないでしょう。

特徴②英語が得意

外資系企業はグローバルな環境であるため、ビジネス英語を含めた語学力が必要になるケースが多いです。

英語が堪能であれば、外資系企業の職場でのコミュニケーションもスムーズにできて、仕事の成果に繋がりやすいといえるでしょう。

ただ、現時点で英語が苦手でも諦める必要はありません。

自分の英語力に応じた会社やポジションを選べば、現時点で英語が苦手でも外資系企業で活躍することができます。

詳細はこちらの記事にて解説していますので、ぜひ読んでみてください。

特徴③変化に対して柔軟に対応できる

外資系企業では世界のマーケットの変化にスピード感を持って対応してビジネスを加速させる特徴があります。

また、本国の意向によって方針転換があると、ローカルオフィスではすぐにその新しい方向性に対応しなくてはいけないことも。

変化に対して柔軟に対応し、素早く情報にキャッチアップできると外資系企業で活躍できる人材になるでしょう。

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イヤイヤ期の子供を育てていると、「パンが食べたい」と言われてパンを焼いた直後に、「やっぱりご飯が良かった」と泣かれたことはありませんか?笑

ワーママは日々の生活の中で、変化に対して素早く柔軟に対応するスキルを自然と身につけているかも・・・!

ワーママこそ外資系に向いている4つの理由

ワーママが外資系にむいている理由

ワーママになってからいわゆる「マミートラック」で悔しい思いをしている場合は特に外資系企業がおすすめです。

「ワーママ」などのステータスは関係なく、実力で勝負できる世界であると同時に、育児ともきちんと両立できる社風やカルチャーがあるからです。

働き方や制度以外にも、ワーママこそ外資系企業に向いていると言えるポイントがあります。

  1. 英語が得意な人が多い
  2. マルチタスクが得意で生産性が高い
  3. 家族を優先するカルチャー
  4. 給与の変動を受け入れやすい

一つずつ詳しく解説していきます。

理由①英語が得意な人が多い

女性は男性に比べて語学力が高い傾向にあります。過去のデータですが、TOEICのスコアを男女比で調べたデータでも明らかな差があるようです。

ソースネクストが今春に発表した調査結果によると、男女の獲得スコアの平均点は、男性526点に対し、女性は668点(注1)。男性より女性の方が1.3倍(142点)も高かったそうだ。

(中略)

一般的に女性の方が語学に堪能なイメージがあるが、それは英語学習の現場の肌感覚としても同様のようだ。英語教育でトップクラスの高校に勤務していた知人によると、入試における女子の英語教科の得点平均は、常に男子よりも圧倒的に高く、入学者も女子が多かったそうだ。そういわれてみれば、大学においても語学の専門学部は女子学生ばかりだ。

PRESIDENT Online 2017/04/21 男は女にボロ負け! TOEIC平均スコア140点差の謎 より一部抜粋
TOEICスコア男女比

(※グラフ画像はPRESIDENT Online 男は女にボロ負け! TOEIC平均スコア140点差の謎 より引用)

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私は大学で英語学科に在籍していたのですが、たしかに学科の学生160人中9割が女性生徒でした。外資系企業で採用をする中でも、語学力の高い候補者はなぜか女性の割合のほうが多いです。

女性はそもそも語学力が高い傾向にあるため、外資系企業との親和性が高く活躍できるベースのスキルがあると言えるのではないでしょうか。

理由②マルチタスクが得意で生産性が高い

ワーママはマルチタスクに対応する能力にも長けています。

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仕事をしながら今日の夕飯のことを考え、夕飯を作りながら明日の保育園の準備について考えていますよね?

日々時間のない中で家事に育児に仕事にとたくさんのタスクをこなしているワーママは、効率よく動くことを普段から自然と実践できています。

保育園のお迎えの時間が決まっているので、常に締切時間を念頭において仕事をこなしています。

さらに、いつ子供が体調を崩して急な休みになっても仕事の進捗が遅れないよう、常に先回りして情報を共有したり、先の仕事の準備をしたりしているのではないでしょうか。

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人事としても、社内のワーママ社員達の生産性の高さ、効率の良さを非常に高く評価しています!

この効率の良さは、外資系企業で重要視される働き方ととても親和性が高いのです。

理由③家族を優先するカルチャー

外資系企業には、家族やプライベートの時間を最優先にするという考え方が根付いています。

そのため、ワーママだけでなく、男性でも独身の方でも、仕事が終わったらそこからはプライベートとしてメリハリを付けて働いています。

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例えば私自身が、家族の行事や子供の急な体調不良で仕事をお休みすることになっても、家族のことは当たり前という雰囲気で、気まずい思いをしたことはありません。

ただ、休みは取りやすいものの、休み中の仕事を誰かが変わってくれるというカルチャーもあまりありません。

そのため、重要な仕事を後回しにせず先にやっておくことや、本当に必要な際は夜に自宅で対応するなど、仕事の遅れで周囲に迷惑をかけないためのフォローアップは必要になるので注意してくださいね。

理由④給与の変動が受け入れやすい

外資系企業では成果に連動して給与や賞与が決まるポジションが多いです。

営業職などの場合は、成績の良い月は給与が高いメリットがある一方で、、苦戦した月は給与が下がるリスクもあります。

採用担当として候補者と接していると、このような給与スキームは家族を養っている方から敬遠されることも。

しかしワーママの場合、夫婦共働きであれば、片方の給与が成果主義の変動給であっても家計全体への影響は限定的です。

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我が家では、夫が日系企業で働いているため給与は安定的です。片方が日系(安定)、もう片方が外資系(成果主義)という共働きは、個人的に最強の組み合わせだと思っています!

パートナーの収入が安定しているなら、自分は外資系の成果主義でチャレンジしやすいですよね。

多少の給与変動も家計全体で吸収しながら、成果をあげて給与も上げるという働き方に挑戦してみるのがオススメですよ!

ワーママが外資系で働くメリット

ワーママが外資で働くメリット

ワーママが実は外資系企業に向いていることをお伝えしましたが、ワーママが実際に外資系企業で働くとどんなメリットがあるのかについても見ていきましょう。

  • 働き方の自由度が高い
  • 給料が上がりやすい

その他に外資系で働くことで得られるベネフィットをこちらの記事で詳しく解説しています。こちらもぜひ読んでみてください!

働き方の自由度が高い

外資系企業では、高い生産性を持ちながら成果を出していれば、「どこで」「どうやって」働くかは比較的自由であることが多いです。

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コロナ前から、完全在宅や出社とリモートのハイブリッドを導入している外資系企業が多かったのはこのためですね。

私自身は現在出社とリモートのハイブリッドで、パートナーの都合に合わせてリモートの日を自分で設定しています。

そうすることで保育園のお迎えに時間内に対応できたり、リモート勤務のお昼休みに夜ご飯を作ってしまったりと、ワーママとして育児家事との両立をするのにとても効率よく活用できています。

外資系企業でワーママとしてどのような働き方ができているかはこちらの記事でも詳しく解説していますのでぜひ読んでみてください。

給料が上がりやすい

性別や年齢、「ワーママ」などのステータスは関係なく、成果がダイレクトに給与に反映されるというのも、外資系で働くメリットだと言えます。

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時間的制約があるワーママだからといって、キャリアップを諦める必要がないのですね!

私自身も外資系で10年働く間に、結婚と2度の出産をして育休を取得しました。直近4年はワーママとして働いていますが、その間にも1度昇格し、給与も10%上がった経験があります。

両立もキャリアも犠牲にしないで、キャリアップをしたいと考えているワーママにとっては、成果がフェアに評価されて給与が上がりやすい外資系企業の環境はメリットだと言えるでしょう。

ワーママが外資系で働くデメリット

ワーママが外資で働くデメリット

反対に、ワーママにとってデメリットとなり得るポイントも触れておきます。

実際に転職を考える前に、注意しておきたいポイントとして見ておいてください。

  • 時差のある国とのコミュニケーションがある
  • リストラのリスクがある

時差のある国とのコミュニケーションがある

グローバルに展開している外資系企業では、時差のある国とコミュニケーションを取ることが求められる場合があります。

アメリカなど時差の大きい国の場合だと、どうしても早朝や夜間に会議が入ることがあり、子育て中のワーママには調整が難しい時間帯になるケースもあるでしょう。

転職先として外資系企業を考える際には、どこの国とのコミュニケーションが多いのか、海外との会議の頻度はどの程度なのかなどを事前に確認することがおすすめです。

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私はイギリスの企業で働いていますが、月に1-2回、日本時間の夕方17時から始まる会議があります。月に1-2回なので、保育園のお迎えをパートナーに変わってもらうことで対応できていますよ。

自分のライフスタイルで対応できる時間や頻度に合わせて、会社を選ぶようにしましょう。

リストラのリスクがある

外資系企業では、経営の効率化を目的に、リストラを実施することがあります。

実際は、成績が上がらないからクビになるというケースは少ないです。

しかし、採算の取れていない部署を日本から撤退させるという判断が下って、そこで働く従業員が全員(成績に関わらず)リストラ対象になるというケースは少なくありません。

事前に会社や事業の業績、日本での展開の規模については確認しておけば多くの場合は安心ですが、安定した雇用を求めるワーママにとってはデメリットの1つになるでしょう。

【ワーママ必見】ホワイトな外資系企業の見つけ方

ホワイトな外資系企業の見つけ方

ワーママにとって働きやすく、キャリアも積み上げられる環境の外資系企業を探すにはいくつかのポイントがあります。

  1. 業界
  2. 社風
  3. ポジション
  4. ワークライフバランス

順番に、詳しく見ていきましょう。

業界

外資系企業は業界によって働き方や給料の特徴が大きくことなります。

例えば、外資系コンサルファームや外資系金融機関などは、給料が高いかわりにかなり激務だったり、厳しい成果主義で成果が上がらなければクビになったり減給になったりするリスクが高い環境です。

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このような業界でワーママが活躍しようとすると、家族やベビーシッターのサポートが合ったほうが良いかも・・・。

一方で、外資系メーカーや外資系IT企業などは、比較的働きやすい環境を整えていることが多いです。

コンサルや金融ほど高給ではないものの、同業界の日系企業よりは給料が高い傾向にあります。

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まだ子供が小さいうちは、時間や場所が自由に選べるような働きやすい環境を提供しているメーカーやITが狙い目ですよ!

社風

外資系企業は「どこの国の会社か」というポイントによっても、社風が異なる場合があります。

例えばアメリカ系の企業では、社風がドライで、より強い成果主義である特徴があります。ワークライフバランスは良いものの、成果がでなければ厳しい判断をされることも。

基本的にはポジティブでイージーゴーイングなところがありますが、急にドライな判断をするというメリハリがついているのがアメリカ系らしさです。

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アメリカ系の企業は、バリバリ働いて高い給料をもらいたい人におすすめの環境です。

ヨーロッパ系企業は、国によって特徴は異なりますが、一般的にはワークライフバランスが良く、アメリカ系に比べると競争は少ない傾向にあります。

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ドイツ系は比較的保守的で、日本企業と近い社風があると言われますよ。デンマークやフランスは、ワークライフバランスが非常に良く、長期休暇も取りやすい傾向にあるようです。

ただ社風については、会社ホームページや募集要項に文字で載っている情報と、実際の社員が感じている内容にはギャップがあることもあります。

エージェントに確認してみる以外にも、以下のような社員による企業の口コミサイトで自分で調べてみることもできます。

  • Openwork:社員の口コミで年収や社風を調べられるサイト
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ポジション

外資系企業はポジション別採用を行っていますが、ポジションによっても働きやすさや給料は大きくことなります。

例えば営業などのフロント業務は、成果に対するプレッシャーが大きく、成果が出なければ残業してでも仕事をしないといけない場合が多いです。

その分、売上を上げて成果を出せば、他のポジションよりも高い給料が支払われますね。

また、クライアント対応があるので、急ぎの問い合わせに対応するために夜まで残業したりするケースも考えられますよね。

ワーママに対する個人的なおすすめは、マーケティングなどのミドルオフィスや、人事や総務などのバックオフィスのポジションです。

これらのポジションは、成果に対するプレッシャーは営業ほど高くなく、ポジションに求められる責務をきちんとこなしていることが重要になります。

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成果を出したとき、営業ほど爆発的に給料が上がることはないですが、一般的な日本企業よりは基本給は高い傾向にあります。

また、クライアントと直接接するポジションではないため、勤務時間も融通が利きやすく、家庭や育児との両立もしやすいです。

ワークライフバランス

社風と同時に、ワークライフバランスに関わる制度にも注目しておきましょう。

以下の点を確認しておくと、自分のライフスタイルに合わせて働けるかどうかを判断できますよ。

  • フレックスタイムかどうか
  • コアタイムはあるのか
  • コアタイムは何時なのか
  • リモート勤務の頻度は

また外資系企業では時差のある国とのコミュニケーションが必要になる場合があります。

どこの国とよくコミュニケーションを取るのか(日本時間の何時になるのか)、頻度はどのくらいかについても確認して、対応できるかどうかを判断しましょう。

外資系転職におすすめのエージェント/サイト

おすすめ転職エージェント、サイト

外資系企業はジョブ型雇用なので、オープンポジションで常に採用活動をしているわけではありません。

欠員が出たときに必要なポジションの分だけ採用を行います。

常時採用していない求人情報を自分で情報収集するのは難しいため、転職エージェントや転職サイトに登録して情報を逃さないようにしましょう。

ここでは、外資系転職におすすめのエージェントやサイトをご紹介します。

リクルートエージェント

転職エージェントに登録するのが初めてであれば、まず1番に登録すべきはです。

リクルートエージェントは何十万件もの非公開求人を持ち、業界の中でも圧倒的な求人数を誇るため、外資系企業の求人数もかなり多くなっています。

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厳しい転職条件を持つワーママにもぴったりマッチする求人を紹介してもらえる可能性が高いですね!

以下に当てはまる人は、エージェントの利用がおすすめできます。

  • 手厚いサポートを受けながら丁寧に転職活動を進めたい人
  • 自分に合った求人をプロに相談したい人

特にエージェントでは、応募書類の添削から模擬面接まで、転職活動に慣れていない人へのサポートが充実しています。

一方、転職エージェントは転職が決まると初めて企業から報酬がもらえるしくみのため、とりあえずたくさん応募することを勧められることもあります。

しおり

ぐいぐい勧められるのが苦手であれば、譲れない希望条件をはっきりさせ、それ以外の求人には応募しない旨を伝えるのが良いでしょう。

は、転職者側には一切費用はかかりません。転職活動を始めたらまずは登録して間違いないエージェントですよ!

ビズリーチ

転職サイトで一番のおすすめはです。

転職を前提としない登録も可能で、中断や再開も自由、マイペースに転職活動をしたい人にとって最適です。

ワーママは余裕の時間がないため、転職活動にもじっくり時間を取るのがなかなか難しいですよね。

タイミングを見ながらスキマ時間に転職活動をしたい場合は、とりあえずに登録するのがおすすめです。

以下に当てはまる人は、転職サイトの利用がおすすめできます。

  • 急かされることなく、自分のペースで転職活動を進めたい人
  • 積極的に転職活動をする前に、いったん情報収集しながら自分の市場価値を知りたい人

は登録しておくだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届いて、興味があれば返信してカジュアル面談をするというしくみです。

自分がどんな企業からどれくらいの企業でスカウトが来るのかがわかるので、自分の市場価値を図ることもできますよ。

登録してスカウトを受け取ったり、スカウトに返信して企業とカジュアル面談をしたりと基本的なアクションは無料プランだけでも十分です。

マイペースに転職活動を進めたいワーママはとりあえず登録だけしておくのがおすすめですよ!

まとめ:ワーママこそ外資系企業で活躍しよう!

ワーママこそ外資で活躍

今回の記事では、以下の点について解説してきました。

  • なぜ外資系企業はキツイと思われているのか
  • 実際女性にとって外資系企業はキツイのか
  • ワーママにこそ外資系企業への転職をおすすめする理由
  • 働きやすい外資系企業を探すコツ
しおり

外資系企業は女性にはキツイのでは?と思っていた方も、少し見え方が変わったのではないでしょうか。

業界や職種を選べば、外資系企業はキャリアを犠牲にしたくないワーママにとってとてもおすすめな環境です。

女性にはキツイのでは?というイメージにとらわれず、自分の希望するキャリアやライフスタイルに合った求人を探して、外資系転職にチャレンジしてみてくださいね!

それではまた!

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