ワーママでもリモートワークOKな会社に転職できる?
ワーママがリモートワークすると実際どんな感じなんだろう?
ワーママは時間的制約が多く、毎日出社しながら子育てと仕事を両立させるのは本当に大変です。
リモートワークであれば、家庭と仕事のバランスを取りやすくなりますが、リモートワーク可能な環境への転職はどのようにすれば良いのでしょうか?
この記事では、採用担当として10年の経験があり、100人以上を採用した経験のある筆者が、リモートワークOKな会社に転職する方法やコツを伝授しています。
また、自身もワーママとしてリモートワークで働いている経験から、実際の働き方やメリット、気をつけるべきポイントについても詳しく解説していきます。
ワーママにはリモートワークは超おすすめ!リモートワークOKの会社に転職しよう!
この記事を読めば、リモートワーク可能な環境でワーママがどのように働けるのかを具体的にイメージし、どうやったら転職できるのか理解することができます。
家庭との両立でワーママライフが快適になるだけでなく、自分の希望のキャリアを実現できるイメージも持つことができますよ!
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リモートワークのデメリットも正直に解説します。ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ワーママがリモートワークOKの会社に転職する方法
子育てと仕事を両立させるワーママにとって、在宅勤務が可能な会社へ転職することは大きな魅力です。
自宅での時間を有効に活用し、フレキシブルな働き方を実現するためには計画的な転職活動が必要。
特に時間的制約のあるワーママは、以下のステップに沿って戦略的に転職活動を進めていきましょう。
- 転職活動のための時間を捻出する
- 職種や条件を検討する
- 転職エージェント・サイトに登録する
STEP1. 転職活動のための時間を捻出する
転職活動にはそれなりの時間がかかります。例えば経歴書を準備したり、応募する企業について下調べをしたり。
特にただでさえ時間がないワーママにとっては、転職活動のための時間を捻出するのが大変なポイントです。
ただ、リモートワーク可能な会社に転職できれば、その後長い目で見た時に時間的に大きな余裕が生まれます。
そのため、転職活動期間は以下のような工夫をしながら時間を捻出するのがおすすめです。
- 家族のサポートで週末時間を取る
- 平日に有給休暇を取得する
- 会社の昼休みを使う
- ベビーシッターなど外部のリソースを利用する
- 子どもが寝た後、夜に時間を取る
リモートワーク可能な環境への転職は家族にとっても大きなメリットをもたらすことを説明し、夫や家族の理解を得られると理想的ですね。
個人的なおすすめは平日に有給休暇を取得する方法です。子どもが保育園や学校に行っている時間に、カフェなどで集中して転職活動のための時間を取ることも検討してみてください。
有給休暇が取りにくい環境の場合は、会社の昼休みにランチを短時間で済ませて、残りを転職活動のための時間に充てることもできます。
ベビーシッターなど外部のリソースにはお金がかかりますが、将来のための一時的な投資として捉えると良いでしょう。
子どもが寝た後の夜間も時間が取れると思いますが、一緒に寝落ちしてしまうこともあるでしょうし、睡眠不足になるのは良くないので、どうしても時間が欲しいときだけにしましょうね。
時間的制約のあるワーママは、毎日少しずつすきま時間を取り、無理なく着実に準備を進めていくことが大切です。
STEP2. 職種や条件を検討する
リモートワーク可能な会社に転職するためには、職種や条件をよく検討することが重要です。
職種によってはリモートワークがしにくいものがあるからです。
また、ただ在宅で仕事ができるだけではなく、自分のスキルやキャリアプラン、家庭環境にマッチした仕事内容や勤務条件を見極めることも、転職を考える上では非常に重要なポイントです。
具体的には、以下の2つのポイントをよく検討してみてください。
- リモートワーク可能な頻度
- 経験やスキルがリモートワークしやすい職種にマッチするかどうか
1.リモートワーク可能な頻度
リモートワークと言っても、毎日在宅勤務できる「フルリモート」もあれば、週に数回在宅勤務を選択できる「ハイブリッドワーク」もあります。
ワーママにとっては在宅勤務ができる日は可能な限り多く、フルリモートに近い状態が理想です。
しかし、フルリモートに近づけば近づくほど、求人の数としては少なく、競争率も高くなります。
家族のサポートやライフスタイルをよく考え、以下の項目は事前に決めておいた方が転職軸がブレないですよ。
- 週に何日までなら無理なく出社できるか
- 求人数は絞られてもフルリモート一択で転職活動にチャレンジするのか
2.経験やスキルがリモートワークしやすい職種にマッチするかどうか
職種によってリモートワークしやすい、しにくいがあるので、自分の経験やスキルがどのような職種にマッチするのかを棚卸しておくと良いでしょう。
例として、リモートワークしやすい職種には以下のようなものがあります。
- 営業事務などの事務職
- 人事総務/経理などバックオフィス
- ペーパーレスなITエンジニア職
- WEBデザイナー職
自分がどのようなキャリアを進めていきたいか、どのような経験を活かすことができるかについては、キャリアの棚卸しをすることで見えてきます。
以下の記事でその方法を詳しく解説しています。
棚卸しができてキャリアの方向性が定まったら、職務経歴書に落とし込んでおきましょう。
書類選考に通りやすい職務経歴書の書き方は以下の記事で解説していますので参考にしてみてください。
STEP3. 転職エージェント、サイトに登録する
転職活動は情報収集が大事ですが、時間的制約のあるワーママが自分で情報収集しようとするのは無理があります。
そのため、必ず転職エージェントや転職サイトに登録して情報収集の手間を省いたり、必要な転職サポートを受けるようにしましょう。
これらのサービスを利用することで、効率的に情報収集することが可能となります。
特に転職エージェントを活用するメリットは大きく、キャリアコンサルタントが個々のニーズに合わせた求人を提案してくれるため、リモートワーク可能な職場も効率よく探すことができます。
また、求人票に載っていない企業の情報や業界動向などについても、情報を得ることができますよ。
登録から転職まですべて無料で利用できるので、転職を検討する際にはとりあえず登録しておくのがおすすめです!
以下に紹介するエージェント・サイトはリモートワークできる会社への転職を成功させるコツ
リモートワーク可能な会社へ転職する方法を理解したところで、競争率の高いリモートワーク求人の内定を得るために効果的なコツも理解していきましょう!
以下の項目について一つずつ解説していきます。
- まずは情報収集で市場価値を知る
- 中立的なキャリア相談もおすすめ
- 経験職種求人が内定への近道
- 幅広い選択肢から求人を探そう
- 会社のリモートワークへの考え方は要チェック
- 外資系企業はねらい目!
まずは情報収集をして市場価値を知ろう
リモートワークに対応している企業は増加しているものの、職種や業界によってその割合には大きな差があります。
そのため、具体的な転職活動のアクションを取る前に、自分が転職マーケットでどの程度の評価を受けるのか、事前に情報収集して自分の市場価値を理解しておくことが重要です。
そこでおすすめなのがビズリーチです。
ビズリーチは、すぐに転職活動を始めなくても、無料で登録するだけで企業やヘッドハンターからスカウトが届き、以下のようなポイントを簡単に理解することができます。
- どのような業界がどのような求人を出しているのか
- 自分の経歴やスキルに対して、どのくらいの年収のオファーが何件届くのか
私は自分が転職した際もビズリーチを使いましたし、企業の採用担当としてもビズリーチを活用して採用活動をしています!
エージェントと違って応募をせかされることもないし、自分のペースでじっくり情報を見極めながら活動したい人にはとてもおすすめできるサービスです。
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ビズリーチについては以下の記事でも詳しく説明していますのでぜひ読んでみてくださいね。
中立的なキャリア相談をしてみるのもあり
転職エージェントは転職させることで利益を得るビジネスですが、転職を前提としない中立的な立場でキャリア相談を受けてくれるサービスもあります。
【POSIWILL CAREER(ポジウィルキャリア)】は、リモートワークできる環境に転職したいという目的の前に、以下のような「そもそも」の部分を第三者の視点からプロに相談できるサービスです。
- 今後どのようなキャリアプランを描きたいのか?
- 家庭とキャリアの両立をどのように考えればいいのか?
- 自分にとってはなにが優先度が高いのか?
正式に入会するとそれなりに高額な料金がかかりますが、入会前に無料カウンセリングを受けることが可能です。
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実際に45分の無料カウンセリングを受けた体験談を以下の記事で正直レポートしています。ぜひ参考にしてみてくださいね。
経験職種で求人を探すのが内定への近道
中途採用は原則として、経験やスキルをもとに即戦力を採用する傾向にあります。
そのため、業界も職種も未経験の転職は内定を取る難易度が非常に高くなり、おすすめできません。
ましてや、リモートワークは直属の上司の管理を離れ自宅で勤務するスタイルなので、即戦力としてすぐに一定の成果を出せることが理想的です。
リモートワーク可能な求人を探す際には、自分の経験やスキルを洗い出し、即戦力として成果を出しやすい経験職種で求人を探すことが内定への近道となりますよ。
職種が経験済みであれば、未経験の「業界」にチャレンジすることは可能です。
経験やスキルを活かして転職を成功させるコツは以下の記事を参考にしてみてください。
幅広い選択肢から求人を探そう
リモートワーク可能な企業で、かつ家庭と両立しながら希望のキャリアを実現できる求人を探すには、幅広い選択肢から選ぶことが重要なポイントです。
自分で企業の人事部に問い合わせるなどの方法は現実的ではないため、転職エージェントに求人を紹介してもらうのが王道です。
中でも
求人を紹介してくれるだけでなく、職務経歴書の添削や面接の練習、内定後の給料の交渉まで幅広いサポートを受けられるのも心強いポイントです。
こんなにサポートを受けられるのに全部無料というところが嬉しいですね!
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その会社のリモートワークへの考え方は要チェック
転職先として検討する会社がリモートワークをどのように捉えているかを見極めることも非常に重要です。
特に、コロナ禍の一時的な対応としてリモートワークを導入している会社の場合、方針転換により完全出社に戻るリスクもあります。
ただリモートワークを導入しているだけでなく、働きやすい環境作りに取り組んでいるか、社員のワークライフバランスを尊重する文化が根付いているかなど、企業の姿勢を見極めるようにしましょう。
企業の考え方を知るには、転職会議などの社員口コミサイトを確認するのがおすすめです。
転職会議は、無料で会員登録すると48時間、転職会議内の企業口コミが見放題となります。
また、在籍した企業の口コミを投稿すると、最大90日間企業の口コミが見放題となります!気軽に試してみてくださいね!
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外資系企業はねらい目!
外資系企業は、働く時間や場所にとらわれず、生産性を保ちながら柔軟に働くことを推奨しています。
多くの外資系企業でコロナ前からリモートワークを導入していました。
外資系企業は結果を重視することが多く、どこで仕事をするかよりも、どのような成果を出すかにフォーカスしています。
そのため、半永久的な措置としてリモートワークを導入している企業が多く、リモートワーク可能な環境への転職を目指すワーママにはねらい目だと言えます。
また、その柔軟な働き方への考えから、リモートワーク以外にもフレックスタイムや長期休暇など、他の勤務制度でも柔軟な制度を持つ会社が多いことも特徴です。
家庭との両立を考えるワーママには実はとてもおすすめな環境なんですよ。
私自身も外資系企業に勤めるワーママです。実体験から、以下の記事で外資系での働き方を詳しくご紹介していますので参考にしてみてください!
ワーママがリモートワークするメリット10選
実際にワーママとしてリモートワークをしている筆者が感じるメリットは以下の10個です。
- 仕事の合間に家事を済ませられる
- 急な子どものお迎え要請に対応しやすい
- 保育園への送り迎えがスムーズ
- 子どもの病気時にも働ける
- 小1の壁に対応しやすい
- 体力的に余裕ができる
- 子どもと関わる時間が増える
- 通勤時間を有効活用できる
- 時短せずフルタイムで働ける
- 服装やメイクを頑張らなくて良い
リモートワークがワーママの生活にもたらすポジティブな影響について、一つずつ解説していきます!
1.仕事の合間に家事を済ませられる
リモートワークでは、オフィスで働いているときにはできない家事を仕事の合間に行えることが大きなメリットです。
例えば、ランチタイムに洗濯を済ませたり、休憩中に夕ご飯の仕込みをしてしまったり。
そうすることで、子どもが帰宅したあとの戦場のような時間に、少しでも家事の負担を減らすことができますよね。
個人的には、子どもが寝たあとにやらなくてはいけないタスクを少しでも日中に終わらせてしまえることで生活の質が大きく向上した実感があります!
オフィスで仕事をしていても、ランチ休憩も取るし、ちょっとコーヒーを淹れに行く時間もありますよね。
同じ時間でパパッと家事を済ませておけるのはワーママにとっては大きなメリットだと言えるでしょう。
2.急な子どものお迎え要請に対応しやすい
子どもの急な発熱などにより、保育園から突然呼び出しがあることも多いワーママ。
リモートワークであれば、そのような急なお迎え要請に、オフィスにいるよりもスムーズに対応することができます。
そもそもリモートワークをしているということは、ペーパーレスで、仕事が属人化しておらず、進捗が可視化されている環境であることが多いです。
だから急なお迎え要請があっても残った仕事の引き継ぎが最小限ですむということなんです!
オフィスでしかできない仕事と比較して、突発的な状況にも臨機応変に対応しやすく、子どもにとっても親にとっても心強い働き方と言えますよね。
3.保育園への送り迎えがスムーズ
朝晩の保育園への送り迎えは、一日のなかでも一番バタバタしてしまう時間ではないでしょうか。
リモートワークであれば、仕事の準備はパソコンのスイッチを入れるだけですし、退勤時もスイッチを切るだけ!それ以外の時間は、子どもの準備に充てることができます。
最悪、仕事が終わってなくてもいったん切り上げて迎えに行き、残りは帰宅後に対応する、なんてこともたまにやっています。
リモートワークは仕事の開始・終了に無駄がないので、朝晩の送り迎えのバタバタを最小限にすることができますよ。
4.子どもの病気時にも働ける
子どもが病気になってしまった場合、通常の勤務では仕事を休む必要がありますが、リモートワークであれば、子どもの様子を見ながら仕事をすることが可能です。
もちろん、子どもの体調や年齢によってはフルに仕事に集中するのは難しいです。
しかし状況に応じて必要最低限のタスクをこなすことはできるかもしれません。
子どもが1歳〜3歳台くらいだと、子どもを見ながら在宅勤務をするのはなかなか難しい印象です。
0歳台でお昼寝が多い場合、もしくは5歳以上である程度一人遊びができる年齢であれば、一日のうち数時間は在宅勤務で仕事をすることができるでしょう。
フルで働くのは難しいにしても、「最低限重要な仕事だけやっておく」ことができれば、子どもの体調不良でお休みする際に他の人にお願いするタスクが減ります。
それだけでもワーママの精神的負担は減るのではないでしょうか。
5.小1の壁に対応しやすい
「小1の壁」とは、子どもの小学校入学時に起こる様々な課題のことです。
例えば小学校1年生では午後2時くらいに授業が終わってしまうので、その後の時間をどう過ごすかが課題になります。
学童保育などのサービスがあっても、学校から学童まで一人でどうやって移動させるのか、という問題が代表的ですね。
リモートワークであれば、親が在宅しているため、子どもの帰宅時に一人にさせない環境や、学童保育までの移動のサポートなどが柔軟に対応でき、小1の壁にも向き合いやすい環境だと言えます。
実際に私の同僚でも、「リモートワークじゃなかったら会社を辞めるか時短勤務にするしかなかった」と言っているワーママがいましたよ。
何かと変化が大きく、精神的にも子どものサポートが必要になる小学校入学時に、リモートワークは心強い働き方だと言えます。
6.体力的に余裕ができる
通勤にかかる時間と体力を省くことができるため、リモートワークは体力的な余裕を与えてくれます。
子どもを保育園に送ったあと駅まで走って、満員電車に揺られ、日中も全力で働く。定時退勤後も駅まで走って、子どもと帰宅して、座る暇もなく夕ご飯・お風呂・寝かしつけと、ワーママの体力は削られるばかりですよね(書いただけで疲れる!)
リモートワークであれば、駅まで走ったり、満員電車に揺られる必要もないし、ご飯の準備も仕事のスキマ時間に済ませておけるので、かなり余裕ができます。
オフィス勤務と比べて格段に疲労度が違うので、仕事のパフォーマンスにも間接的に寄与できるでしょう。
無理なく仕事と家庭のバランスを取りながら健康管理にも配慮できるのですね!
7.子どもと関わる時間が増える
保育園や学校の時間は変わらないでしょうが、仕事の合間に最低限の家事を済ませておけるという意味で、朝や夕方に子どもと関わる時間を増やせるというのもリモートワークのメリットです。
帰宅後は夕ご飯の支度があって、子どもが「ママ遊ぼう!」と言ってもほとんど要求にこたえてあげられない・・・という課題をよく耳にします。
リモートワークであれば、仕事の合間に夕ご飯の準備や洗濯などの家事を済ませている分、帰宅後の時間に「30分なら一緒に遊ぼう!」の時間を取れるようになります。
罪悪感を抱えながら、でも忙しくてイライラしてしまう・・というワーママの精神的な負担やイライラを軽減することにも、リモートワークは間接的に繋がっているのではないでしょうか。
8.通勤時間を有効活用できる
一般的に通勤には1時間前後の時間を費やしている人が多いです。
毎日だと1日往復2時間✕週5日で1週間で10時間も通勤していることになります!
この通勤の時間を減らせるのがリモートワークのメリットです。
フルリモートであれば、1週間で10時間を家事の時間、子どもとの時間、自分のための時間に充てることができます。
リモートと出社のハイブリッド勤務であっても、少しでも通勤時間を減らすことでこの時間を有効活用できますね。
私は現在週1ー2回は出社しています。出社の日は通勤時間にネットスーパーで注文したり、子どもの予防接種を予約したりと、スマホでできるタスクを済ませていますよ!
無視できない通勤時間の積み上げは、減らすか有効活用するかが両立のコツですね。
9.時短せずフルタイムで働ける
リモートワークであれば、時短勤務を選択せずフルタイムで働ける場合が多いことも大きなメリットです。
オフィス勤務時の通勤時間に充てていた時間を、労働時間にすることができるからですね。
例えば8時間勤務の人が1日1時間の時短をすると、給料が13%(7/8)減らされることになります。
同じクオリティで仕事をしているのに、オフィスへの出社を強要されることで、時短勤務を選択せざるを得なかったら本当にもったいないですよね。
私はまさにこのメリットでフルタイムで働いています。リモート+フレックスタイムなので、在宅の日に少し多めに働いて、その分出社の日に早めに退勤してお迎えの時間に間に合うように調整していますよ。
完全出社の環境で時短勤務を選択しているワーママが、リモートワークの会社に転職すると以下のようなメリットがあります。
- 時短分の給料約13%を取り戻せる
- 体力の温存や子どもとの時間を増やせる
特にコロナ後はリモートワークを導入している企業が増えています。転職で環境を変えてメリットを享受してみるのがおすすめですよ!
ワーママにおすすめの転職エージェント・サイトはこちらでご確認ください。
10.服装やメイクを頑張らなくて良い
会社に出社するときには気を遣う職場向けの服装やメイクも、リモートワークではちょっと(けっこう?)手を抜くことができ、準備にかかる時間を短縮することができますよ。
顔出しのオンライン会議もありますが、その時間までに、画面に映る部分だけきちんとしておくという対応です(笑)
ワーママの朝は1分でも無駄にしたくないですから、自分の服装やメイクに気を遣う時間が短縮できるというのもリモートワークのメリットだと言えるでしょう。
ワーママがリモートワークするデメリット4選
リモートワークはワークライフバランスを保つ手段としてメリットが多いですが、ワーママにとっては以下のようにデメリットや注意点も存在します。
- 自律心が求められる
- 実績のアピールが必要
- 運動不足のリスクがある
- 孤独を感じやすい
一つずつ詳しく解説していきます。
1.自律心が求められる
リモートワークでは周りの目がないため、高い生産性を保ちながら仕事をするには自律心が必要です。
携帯でSNS見たいし、テレビやソファの誘惑に負けないようにしないといけないですよね。
リモートワークであってもワーママが時間的制約があることには変わりません。日中の仕事時間にいかに集中してパフォーマンスを上げるかは自己管理にかかっています。
自分で厳しく時間を管理し、優先順位をつけて働くスキルが重要になります。
オフィス勤務は意識せずとも環境によって自律心が働いていますが、リモートワークでは自分で意識しなくてはいけないという点がデメリットとなるかもしれません。
2.実績のアピールが必要
リモートワークでは、上司や同僚が成果を直接目にする機会が減ってしまいます。
そのため、達成した成果や貢献度を理解してもらうために、自分から実績をアピールするスキルが必要になります。
業務や成果を可視化し、意識的にコミュニケーション頻度を上げることがコツですよ。
細かく進捗報告がほしい人が上司だと、リモートワークは不安要素になってしまうことがあります。
上司の特性を理解して、より丁寧に、頻度を上げてコミュニケーションを取ることで、自分が上げた成果を正しく評価してもらえるようになりますよ。
3.運動不足のリスクがある
リモートワークをしていると、通勤にともなう自然な運動の機会が激減するため、運動不足になりがちです。
リモートワークの日は1日の歩数が100歩くらいなんていうこともあります。
オフィスでは話をしたり、ランチに行ったり、お手洗いに行ったりと自然と席を立って移動する機会がありますが、自宅では移動が少なくなるため、運動の機会が減少してしまうのですね。
ただでさえ忙しいワーママが、運動する時間を確保するのは簡単なことではありません。
定期的にストレッチを行ったり、保育園の送り迎えを早歩きで行ったりと、工夫しながら積極的に身体を動かすことが健康維持には欠かせません。
4.孤独を感じやすい
リモートワークでは対面のコミュニケーションの機会が減るため、人によっては孤独を感じてしまうかもしれません。
オフィスでは同僚との雑談やランチを共にすることで気分転換ができますが、在宅勤務ではその機会が失われがちになるからです。
ひとりで黙々と仕事をすることが苦にならない人は問題ありませんが、人とのコミュニケーションを気分転換にしている人にとってはデメリットになる点だと言えます。
意識的にオンラインのランチ会を企画したり、チャットで雑談をしてみたりという工夫が求められますね。
リモートワークであっても、チームで働いているという意識を持つことで、孤独感を軽減することができるでしょう。
リモートワークでワーママが活躍するための6つのコツ
リモートワークでも高い成果を出し、ワークライフバランスを大きく改善しながらも自分のキャリアをしっかり構築しているワーママにはいくつかの共通点があります。
ここでは、ワーママがリモートワークで活躍するためのコツをご紹介していきます。
- コミュニケーションを遠慮しない
- わからないことを放置しない
- 進捗を見える化する
- ビデオ通話を活用する
- フレンドリーにチャットする
- ON・OFFにメリハリを付ける
一つずつ詳しく解説していきます。
家庭との両立だけを目的にリモートワークを選択するのではなく、高い成果を上げてキャリアを進めていければ理想的ですね!
1.コミュニケーションを遠慮しない
オフィス勤務のとき以上に、遠慮せずに積極的にコミュニケーションを取ることがとても重要になります。
なぜなら、リモートワークでは対面でのコミュニケーションが減るため、各自がいまどのような状況なのか目で見て確認することができないからです。
- 自分が今どんな仕事に取り掛かっているのか
- 進捗や成果はどの程度なのか
- 同僚が忙しそうなのか
- 何か困っていることはあるか
- 上司に対してどのようなサポートが必要なのか
オフィスで隣同士で働いていれば簡単に理解できるこのようなことも、リモートでは意識的にコミュニケーションを取らないとわかりません。
また、遠慮からくる曖昧なコミュニケーションは誤解を生みやすく、作業が遅れたりミスが発生したりする原因にもなりかねません。
リモートワークでも、オフィスと変わらず成果を出すには、いつもよりも積極的に、頻度高く、遠慮せずに上司や同僚とコミュニケーションと取ることが求められるんですね。
2.わからないことを放置しない
リモートワークでは、わからないことがあっても同僚がすぐ側にいないため、問題を放置してしまいがちです。
しかし、わからないことを放置していると後々の仕事に影響が出て、リカバリーするのに余計な時間がかかってしまうことも。
わからないことがあったら、放置したり曖昧にしたりせずにすぐに上司や同僚とコミュニケーションを取り、問題を解決することが重要です。
リモートワークでもチームで働いていることに変わりはありません。
自分から積極的に質問することで、チームワークを発揮しやすい環境を作り出すことに貢献すると良いでしょう。
自分だけでなくチーム全体の生産性を高めることにつながりますよ。
3.進捗を見える化する
リモートワークの生産性を高めるコツは、進捗を見える化することです。
自分のタスク管理だけでなく、チームメンバーとの進捗共有も効果的に行うことができるからです。
積極的なコミュニケーションを意識することに加えて、プロジェクト管理ツールを活用したり、定期的な進捗報告会を設けるなどして、負担なく進捗や成果を見える化できるようにしてしまいましょう。
「しくみ化」してしまうことが良いですね。
ワーママには子育てで自然と培ってきた計画性、マルチタスク、コミュニケーションスキルがあるので、積極的に活用していきましょう!
4.ビデオ通話を活用する
テキストベースのコミュニケーションでは伝わりづらいニュアンスも、ビデオ通話を活用することで、顔の表情や声のトーンを通じて伝えることができます。
対面で行えば数分で解決する疑問や課題が、チャットだけで解決しようとすると誤解を招くこともあります。
定期的にビデオ通話でチェックインする時間を設けることで、思わぬ課題や不安要素を早期に発見し、解消することができるでしょう。
ワーママは子育て中でも柔軟に対応できるよう、スケジュール調整を工夫することが求められますね!
5.フレンドリーにチャットする
チャットはリモートワークにおける主要なコミュニケーション手段です。
しかし、機械的で無機質なやり取りになりがちで冷たい口調だと勘違いされてしまうリスクがあります。
そのため、意識的にフレンドリーなコミュニケーションを心がけましょう。
絵文字を使ったり、感謝や賞賛の言葉を添える、人の発言に「いいね」を押すなど、ちょっとした工夫が会話をより暖かくし、チームの雰囲気を良くします。
チャットでは少し大げさなくらいのコミュニケーションや感情表現がコツ!
6. ON・OFFにメリハリをつける
在宅勤務では、仕事と家庭のさかいめが曖昧になりがちです。
そのため、オンとオフの区別をはっきりさせることが精神的なバランスを保つポイントです。
作業時間を決め、その時間内で集中して業務を行い、終了時刻にはしっかりと休息を取るようにしましょう。
仕事と育児の両立にはタイムマネジメントが欠かせませんが、自分自身と家族へのケアを忘れずに、有意義なリモートワークライフを送ってくださいね!
【実例】ワーママのリモートワークライフはこんな感じ!
筆者のしおりは、2020年コロナの始まりとともに出産し、ワーママになってからの仕事生活は基本的にリモートワークです。
フルリモートの3年間を経て、現在は週に1−2回程度出社をしています。
リモートワークの日に実際にどのような1日を過ごしているかご紹介します!
①基本的な在宅勤務の1日
基本的な在宅勤務の日の1日の流れは以下のような感じです。
昼休みや休憩時間を使って家事をある程度済ませてしまっていることで、子ども帰宅後の時間にある程度余裕を持って対応できていることがポイントです。
我が家は夫も在宅勤務なので、お迎えは仕事に余裕のある方が行くようにしていますよ!
②遅い時間に会議のある日のスケジュール
私は外資系企業で働いているので、月に1−2回、本社のある欧州と会議をする機会があります。
時差の関係で、どうしても20時や21時といった遅い時間に会議をすることになりますが、在宅勤務+フレックス勤務を活用して以下のようなスケジュールで対応しています。
リモートワークを導入している会社は、基本的な考え方としてワークライフバランスを重視する傾向があります。
だからリモートワークと同時にフレックスタイムを採用していることも多いんですね!
特に外資系企業ではその傾向が顕著です。
外資系企業での働き方やワークライフバランスに対する考え方は、以下の記事で具体的に解説していますのでぜひ読んでみてください!
まとめ:リモートワーク可能な会社への転職でワーママライフを快適にしよう!
ワーママにはリモートワークは超おすすめ!リモートワークOKの会社に転職しよう!
この記事では、ワーママがリモートワーク可能な会社に転職するのに必要なステップやコツ、リモートワークのメリット・デメリットを解説してきました。
リモートワークによってワーママの心身に余裕ができるだけでなく、家庭との両立と自分のキャリアを同時に実現することが可能になりますよ!
コロナ禍を経て、リモートワーク可能な求人も増えているので、転職は今とてもチャンスです。
ワーママにおすすめな転職エージェント・サイトはこちらからご確認いただけます!
登録から転職完了まですべて無料で利用できますので、まずは登録するところから始めてみてくださいね。
それではまた!