外資系企業の英語がつらい…。どうしたらつらい状況から抜け出せるかな。
外資系企業に入ったものの、思ったより求められる英語力が高くてつらい…。
そんな時の対処法を教えます!
私自身も海外に住んだ経験はなく、いわゆる「純ジャパ」として生きてきました。
大学で外国語を専攻し基礎力を身に付けましたが、ビジネスでの経験はないまま10年前に外資系企業に飛び込んで今に至ります。
現在は業務の約50%を英語で行っていますが、最初の数年間は英語にとても苦労しました。
この記事では、実際に外資系企業で毎日英語を使っている筆者が、外資系英語がつらいときの対処法や、短期間で英語力を爆上げするコツについて紹介していきます。
この記事を読めば、外資系英語でつらい状況から抜けだす方法を理解し、英語から離れる、英語力を最速で上げるなど、自分に合った対処法を選択できるようになりますよ!
記事前半ではつらい状況を抜け出す対処法を、後半ではビジネス英語習得に役立つ情報を解説しています。ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
外資系英語がつらい場面5選
外資系企業でよくある「英語を使う場面」
英語に苦手意識がある人や、求められるレベルに達していないと感じる人にとっては、特につらい場面だと言えるかもしれません。
具体的に以下の5つの場面をピックアップし、どのような状況なのか見ていきましょう。
- 英語のメール
- 英語の会議
- トレーニング
- 上司が外国人
- 社員同士の雑談
英語のメール
外資系企業ではグローバルの他の拠点とのやり取りや報告などにおいて、英語でメールをする必要があります。
筆者が働いている外資系企業では、「のちのち本社に報告する必要がある場合に転送するかもしれないから」という理由で、日本人同士のメールであっても英語でやり取りしているケースが多いです。
日本語のメールに比べて読んで内容を理解するのに時間がかかる、返信をするのにも何度も推敲してしまうなど、生産性の低下につながるつらさがありますよね。
求められる英語力に見合わない外資系企業に入社してしまって、英語のメールにつらい思いをしている方の実際の声もありました。
英語でのメール対応は正確な表現が求められます。特にビジネスメールでは敬語や専門用語を使い分ける必要があり、慣れと場数を踏むことが重要です。
メールは即興のやりとりではないので、翻訳機を使えば意味は理解できると思います。
人の言い回しをマネしたり、ビジネスで使えるフレーズを集めたりするのにも便利!とポジティブにとらえて乗り切りましょう。
英語の会議
メールに比べて、より「つらい度」が高いのは英語の会議ではないでしょうか。
翻訳機などを使って時間をかけて内容を理解したり返信を書いたりできるメールと違い、英語の会議では瞬発力が求められます。
海外オフィスとのオンライン会議だけでなく、上司や同僚に外国人がいる場合は、日本支社の中でも社内公用語が英語になる会社もあります。
大勢の会議で「聞き取れなかったのでもう一度言ってください」と言うのは勇気がいりますよね。
だから分かったふりをしてしまうかも。
英語に自信がない状態だと、日本語の会議と比べて発言する機会も減ってしまうケースも多いようです。
実際に英語の会議でつらい思いをしている人の声もありました↓
事前に会議の議題を把握し、関連する語彙を予習しておけたら理想的ですが、毎日のように行われる会議のたびにそんな準備をするのも現実的ではありません。
英語の会議は、「つらい度」の高い場面の一つだと言えますね。
トレーニング
外資系企業では、社員に対しスキルアップのためのトレーニングの機会を提供することがあります。
ただし社内で提供しているe-learningコースなどは、グローバルコンテンツであることが多く、内容はすべて英語。
私が働いている外資系企業では、入社してから2週間はトレーニング期間と位置づけられています。
会社のことやビジネスの基礎知識についてe-learningコースの受講が義務付けられていますが、当然ながらすべて英語でした。
スキルアップのためのトレーニングなのに、そもそも英語力の問題で内容を理解できなかったら本末転倒ですよね。
英語でのトレーニングを「外資系企業のつらいところ」と吐露している声もありました。
上司が外国人
「上司が外国人」という環境では、高い英語力がないと日々の相談ごとや報告・指示を受けるときにかなりの苦労を伴います。
さらに、語学力だけではなく、文化の差に戸惑うこともあるでしょう。
私の上司は外国人です。日常のやり取りは問題ありませんが、病欠するときに病気の症状を説明したり、一緒にお寿司を食べに行った時に魚の名前を教えたりする際、単語が出なくて苦労しています(笑)
以下の意見のように、たまたま会議に同席した外国人ならともかく、毎日コミュニケーションする上司となれば、「わかったふり」は一切通用しません。
英語にハードルを感じている人にとって、上司が外国人はかなり「つらい度」が高いケースだと言えるでしょう。
社員同士の雑談
外資系企業では、日本法人であっても外国籍の社員が在籍していることが多いです。
そのような環境では、オフィスのランチどき、コーヒーエリアでの雑談など、ちょっとしたスモールトークも英語で行われます。
会議ほど堅苦しくはないものの、天気の話や週末の過ごし方などの話題であっても、英語がつらい人にとってはかなりハードルが高いです。
せっかく同じオフィスで働く同僚なのに、雑談で盛り上がることができなくて気まずい思いをしている人もいるのではないでしょうか。
外国人の同僚との雑談のためにネタ帳を!という声がありましたが、涙ぐましい努力です…!(もはや「雑談」でもないような)
外資系で求められる英語力はどのくらい?
外資系と言っても、会社やポジションによって必要な英語力は大きく異なります。
実際、ポジションを選べば、英語が苦手でも外資系企業で働くことも可能です。
ただ、外資系企業で長くキャリアを積んで、上のポジションを目指して行こうと思ったら、英語力は絶対にあったほうが良いでしょう。
なぜなら、外資系企業の経営層や重要なポジションはグローバルチームとの連携が必須だからです。
でも、実は外資系企業でバリバリ働いている人たちも、全員がいわゆる「ペラペラ」な状態ではありません。
実際のところ、どの程度の英語力が求められているのか、詳しく見ていきましょう。
ネイティブレベルは必要ない
いわゆる「ペラペラ」状態のネイティブレベル。
英語圏で生まれ育った人のように、発音もきれいで流暢な英語がしゃべれたら理想的ですが、実は外資系企業では「ネイティブレベル」の英語力が求められているわけではありません。
第二外国語として英語を勉強してきた人、これから勉強する人にとって、ネイティブレベルを目指すのはかなり難易度の高いことです。
ネイティブのようなきれいな発音でなくても、「ビジネスで使う英語」のポイントを押さえることで、外資系企業で通用する英語レベルまで上達することは可能です。
外資系で求められる「ビジネスレベル」
外資系企業で活躍するために求められる英語力は「ビジネスレベル」です。
「ビジネスレベル」はネイティブよりちょっと下のレベルと思われがちですが、実際はネイティブレベルとは種類が大きく異なります。
ビジネスレベルとは、以下のような状態の英語レベルのことを指します。
- 発音が流暢である必要はない
- ビジネスの場面にふさわしい言い回しを知っている
ポイントは、「ビジネスの場面で使える英語」というところです。
逆に言うと、海外で生まれ育ち「ネイティブ」の英語力を身につけていたとしても、ビジネスの場面で英語を使った経験がなければ、外資系で通用する英語、とは言えません。
実際、私が日々やり取りしている海外オフィスのメンバーも、特にAPAC地域の英語が第一言語ではない国の人達は、発音は決して流暢ではないし、文法もめちゃくちゃだったりします。
それでも、
- 会議の場で言いたいことを言える
- 相手の発言を理解できる
- ディスカッションができる
など、ビジネス上で必要な英語スキルを身につけているため、外資系で活躍することができるのですね。
語学力だけではない5つの「英語力」
外資系で求められる「英語力」とは語学力だけではありません。
TOEICの点数がどんなに高くても、必ずしも外資系で通用する英語力を持っているとは言えないのです。
外資系企業で求められるのは以下の5つのポイントです。
- コミュニケーション能力
- 理解力
- 発言力
- ビジネス特有の知識
- 異文化理解力
コミュニケーション能力、理解力、発言力については、以下のようなスキルを意味します。
- 相手の意見を柔軟に受け入れる
- 奥せずに反対意見も述べてディスカッションができる
- 建設的な議論になるように場の空気を読んで発言できる
日本語においても、このようなスキルがあるとコミュニケーション能力が高いと思われますよね。
ビジネス特有の知識とは、以下のようなものです。
- ビジネス上でよく使われる英単語や言い回しを理解していること
- グローバル環境におけるビジネス上の礼儀や作法を知っていること
異文化理解力は以下のようなことを指します。
- 多国籍チームで仕事をする際に相手のカルチャーに配慮できる
- 宗教的タブーやグローバル環境での常識を理解していること
語学としての英語力に加えて、これらのスキルを持ち合わせていることが、外資系企業で活躍するために必要なことだと言えます。
TOEICの目安は?
ビジネス英語に限って言えば、TOEICの点数だけ高くてもあまり意味がありません。
ただ外資系企業に転職する際、TOEICの点数は英語力をアピールする客観的な指標になります。かなり高い英語力を求める企業やポジションにおいては、だいたい800点以上あると良いと言われています。
これからビジネス英語を身につけるために勉強する場合は、TOEICの点数だけにこだわる必要はありませんが、勉強するためのモチベーションとして利用することはおすすめできます。
TOEICは資格試験の中ではめずらしく、点数がつくだけで「合格/不合格」の判定はありません。
そのため、英語を勉強しながら何度もTOEICを受験して、勉強の成果に応じて点数が上がることをモチベーションにして英語学習を継続することができるのです。
筆者自身も大学生のときから計5回TOEICを受験し、最初600点台だった点数が、現在の外資系企業に転職する直前には980点になりました。
英語力がついていることを実感し、モチベーションにするのに役立ちましたよ!
外資系で英語がつらいときの3つの対処法
外資系企業で日常的に英語がつらいと感じているのはかなりストレスになりますよね。
ここではつらい状況から抜け出すための対処法として以下の3つの選択肢を解説します。
- 社内の英語を使わないポジションに異動する
- 英語を使わない会社に転職する
- ビジネス英語を全力で勉強する
自分がどの選択肢を取るべきかを判断するため、まずは会社やポジションで求められている英語力を正確に見極めることが重要です。
英語を実務で使う部署の多くは「ビジネスレベル」が必要です。
メールの読み書きができれば良いのか、部署の代表としてプレゼンテーションやディスカッションをできるレベルなのか、そういった細かいところまで見極めると次に取るべき対処法が見えてきます。
1.社内の英語を使わないポジションに異動する
外資系企業でも、会社や部署、ポジションによっては英語の使用頻度が低い場合があります。
例えば、ローカルのクライアントを主に扱う営業部門や、国内向けのマーケティングチームでは、英語よりも日本語が主体となることも少なくありません。
また、日本に進出して歴史が長い企業、日本法人の規模が大きく運営の主導権が日本にある企業などでは、小さい外資系企業に比べて英語を使わないポジションが多く存在する傾向にあります。
外資系企業では、会社からの辞令を待つことなく、空いているポジションに自分で手を上げれば異動できる可能性があります。
所属企業の各部署、各ポジションで求められる英語力を慎重に見極めて、自分の実力に見合うところ、自分が高く評価されるところに異動するのは良い選択肢の一つですよ。
2.英語を使わない会社に転職する
もし英語の壁があまりにも高く、社内に英語を使わないポジションがないなどの状況であれば、転職も一つの選択肢になります。
英語を使わない日系企業にいったん転職し、英語力を磨いてから外資系企業に戻るというキャリアもありです。
職場での幸福感を感じることができないのはつらいですからね。
そうは言ってもグローバルな仕事から離れたくない場合は、日系のグローバル企業、グローバルポジションもおすすめです。
グローバルビジネスに絞って転職活動をする場合は、JACリクルートメント
自分に合った転職エージェント・サイトはこちらから
3.ビジネス英語を全力で勉強する
英語はつらいけど今のポジションで頑張りたい、という気持ちがあるなら「ビジネス英語」に特化して全力で勉強してみましょう!
ポイントは「ビジネス英語」に特化して勉強するということです。
ネイティブのようなきれいな発音、正しい文法を短期間で身につけるのは難しいです。
しかしビジネス特有の言い回しを覚えたり、ビジネスでよくある場面のケーススタディでディスカッションの訓練をしたりすることで、短期間でビジネスの場面で通用する英語力を身につけることは可能です。
おすすめのツールや学習方法、英語力を爆上げできるマインドセットは次の章でご紹介します。
外資系で通用する英語力を習得するツール3選
短期間でビジネス英語を習得するためには、ツールを効果的に活用するのがおすすめです。
ここで紹介する3つのツールは、筆者自身も利用して、すごくおすすめできるものばかり!
- DeepL
- TED Talks
- ビジネス特化型オンライン英会話
一つずつ具体的に解説していきます。
使えるツールをフル動員して、効率的に英語力UPを狙っていきましょう。
DeepL
DeepLは無料で使えるオンライン翻訳ツールです。特徴はなんといってもその翻訳の精度!
一般的によく使われているGoogle翻訳と比較しても、翻訳された文章はとても自然です。
そのため、英語の文章を読んで理解するときだけでなく、自分で英語の文章を作成したいときにも超使える便利ツールです。
ためしに、下記の英語の文章をDeepLとGoogle翻訳で日本語に翻訳した結果を比べて見ましょう。
翻訳する前の英語の文章↓
Naomi Osaka is one of the world’s most recognizable and marketable athletes. The Japanese tennis player, who’s lived most her life in the US, is a four-time Grand Slam winner.
She’s been open about her struggles with depression and took a break from the sport starting in 2022. Osaka returned last month in Australia after giving birth to her first child in July.
Bloombergニュースサイトより引用
翻訳結果↓(タブの切替で2つの翻訳結果を見られます)
大坂なおみは世界で最も知名度が高く、市場価値のあるアスリートの一人だ。人生の大半をアメリカで過ごしてきたこの日本人テニスプレーヤーは、グランドスラムで4度の優勝経験を持つ。彼女はうつ病との闘いを公言し、2022年からテニスから離れていた。大坂は7月に第一子を出産し、先月オーストラリアで復帰した。
DeepLとGoogle翻訳、2つとも上手に翻訳できているように見えますが、最後の一文に注目してみてください。
DeepLでは「オーストラリアで復帰した」と、大阪なおみさんが全豪オープンに出場して選手生活に復活したことをきちんと読み取れています。
一方Google翻訳では、「オーストラリアに帰国した」という誤訳となっています。
これは一例ですが、個人的に両方活用してきた経験から、DeepLのほうが自然で精度の高い翻訳ができるという印象です。
しかも、無料でアカウントを作成すれば、PDF、Word、Powerpoint形式の資料もそのまま取り込んで翻訳してくれる優れもの。
外資系企業での英文メールのやりとりでつらい思いをしている人はこのツール必須です!
日常の作業の効率化ができるのはもちろんですが、同時に「こんな風に翻訳するんだ」という学びを得ることもできますよ。
TED Talks
TED Talksとは、
- ビジネス
- 教育
- 健康習慣
- コミュニケーション方法
など、様々な分野のエキスパート達がいろいろなトピックに関する興味深いプレゼンテーションをしている動画を無料で見られるサイトです。
例えば、「ボディランゲージが人を作る」という人気動画では、ボディランゲージの重要性を解いていたり、
「ストレスと友達になる方法」という、それはぜひ知りたい!と思える動画まで。
多くが10分から20分程度の見やすい長さの動画となっているので、通勤時間や寝る前などのスキマ時間に見ることができますね。
日本語の字幕を表示させる機能や再生スピードを調整する機能もついているので、慣れないうちは利用しても良いでしょう。
TED Talksの良いところは英語のリスニング力を鍛えつつ、同時にビジネスや実生活に役立つ情報を得られる一石二鳥なところ!
スキマ時間のながら聞き学習として、なくてはならないツールです。
ビジネス特化型オンライン英会話
自力で英語を勉強するのにモチベーションが続かないという人は、オンライン英会話で人に教えてもらうのが一番の近道です。
外資系企業での英語がつらい状況なら、ビジネスに特化したオンライン英会話を選ぶと良いでしょう。
ここではビジネス英語に強みがある3つのオンライン英会話を厳選してご紹介します。
- ビズメイツ
- ネイティブキャンプ
- レアジョブ
ビズメイツ
「ビジネス特化」という観点で言うと、ビズメイツ
ビズメイツは、日本でNo.1のビジネス特化型オンライン英会話サービスとして、多くのビジネスパーソンに選ばれています。
理由として、ビズメイツは英語で「話す」だけではなく、「仕事ができる」英語力を身につけることを目指しているからです。
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ビズメイツでは無料体験レッスンも提供していますので、そのクオリティをお試しで実感してみてはいかがでしょうか。
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またビズメイツの代表が、ビジネス英会話を学ぶポイントを解説している動画もありますので、ご興味があれば見てみてくださいね。
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このシステムは、特に忙しいビジネスパーソンにとって最適であり、何度でも無制限にレッスンを受けることができるため、短期間で英語力を大幅に向上させるのにはぴったりです。
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爆速で英語力上達するために必要な3つのマインドセット
英語を勉強したときに爆速で上達する人には共通の特徴があります。
- プライドを捨てて人前で間違える
- 人の英語をマネる
- わかるまで聞き返す
これらのマインドセットを持って、ビジネス英語に特化して1年間本気で頑張れば、かなり上達できるはずです!
一つずつ詳しく解説していきます。
発音のうまさなんて外資系では誰も気にしていません。恥ずかしがらずにやってみましょう!
1.プライドを捨てて人前で間違える
英語に限らず語学の習得においては、とにかく場数を踏むことで上達が速くなります。
まだ習得が途中であっても、どんどん人前で披露し、そしてどんどん間違えていきましょう。
人前で間違えることで、以下のメリットがあります。
- 相手のリアクションを見て通じているかどうか判断できる
- 間違えた箇所を指摘して教えてもらえる
- 恥ずかしい思いをすることでより記憶に残り、覚えやすい
人前で間違えるのを推奨するなんて!!と思われるかもしれません。
でも、例えば日本語がカタコトの外国人が話しかけてきて、間違えまくっているけどなんとか伝えようとしてくれる場面を想像してみてください。
その人のことを「恥ずかしい」と思いますか?
こちらも頑張って聞き取って、間違っているところは教えてあげよう、という気持ちになりませんか?それと同じです。
自力で教科書を読んで学習するよりも、人とコミュニケーションを取りながら、間違えながら学習する方が格段に成長スピードが早いのは間違いありません。
プライドを捨てて、どんどん人前で話しましょう!
2.人の英語をマネる
語学はバリエーションが無限にあるので、「実際に人が使っているフレーズをそのままマネること」が習得を早める近道です。
特にビジネス英語では、英語ができる人はビジネスの場面にふさわしいフレーズを使っています。
まったく同じ言い方をマネても不自然ではありませんよ!
- 言い方
- メールの書き方
- 慣用句のようなフレーズ
- 会話でのリアクション
など、使えると思ったら即メモして丸パクリしていきましょう!
3.わかるまで聞き返す
自分の英語力が足りないのに、相手に何度も聞きかえすのは失礼かな、と思うかもしれませんが、実はグローバルビジネスの場面では逆です。
わかっていないのにわかったふりをして適当に返事をすること、曖昧な理解なのにそのまま会話を続けることこそがタブーのカルチャーです。
グローバル環境では当たり前で、聞き返される方もまったく迷惑だとは思っていません。
以下の便利なフレーズを使って、聞き取れなかったら何度でも、わかるまで聞き返して理解するようにしていきましょう。
- Could you say that again?
- Could you repeat that for me?
- Could you speak more slowly?
- Sorry, I didn’t get that.
聞き返すことで、相手もゆっくり話すようにしてくれたり、簡単な単語を使うようにしてくれたりと配慮してもらえます。
外資系での英語コミュニケーションがやりやすくなりますよ!
まとめ:外資系英語がつらい状況は必ず抜け出せる
今回は以下の内容について解説しました。
- 外資系で求められる英語力に流暢さや文法の正しさは不要
- 英語がつらいときは以下の3つの対処法で解決!
- 英語を使わない部署に異動
- 英語を使わない会社に転職
- ビジネス英語を全力で勉強
- 英語習得の便利ツールを使おう
- DeepL
- TED Talks
- ビジネス特化オンライン英会話
- 爆速で上達するのに必要なマインドセット
- プライドを捨てる
- 人のマネをする
- わかるまで聞き返す
外資系の英語でつらい状況は必ず抜け出すことができます。
会社に行きたくないほどつらいのなら、英語を使わない環境に変えるのが良いでしょう。
しかしせっかく英語を勉強しているなら、ツールやマインドセットを意識して1年間本気でビジネス英語を学んでみてください!
ビジネス英語が上達すると、外資系企業での同僚とのコミュニケーションが楽しくなりますよ!
それでは、また!