外資系企業がワークライフバランスが良いって本当?バリバリ働ける人しかやっていけないんじゃないの?
私は外資系企業で12年以上働いていますが、実際日系企業と比べて働き方の自由度が高いと感じる場面は多くあります。
一方で、「外資系=ホワイト企業」とは限らないのも事実です。
企業によっては海外との時差対応が発生したり、高い成果を求められたりするため、人によっては働きづらいと感じることもありえます。
私はこれまで複数の外資系企業で働き、現在は子育てをしながら管理職として勤務しています。その経験をもとに、この記事では外資系企業のワークライフバランスの実態や、働きやすいと言われる理由、転職前に知っておきたい注意点を解説します。


「外資系ワーママの働き方やキャリア、メリット・デメリットを総合的に知りたい」という方は、まずこちらの記事をご覧ください。


【結論】外資系はワークライフバランスを実現しやすい


結論から言うと、外資系企業はワークライフバランスを実現しやすい環境が整っていることが多いです。
もちろん、すべての外資系企業が働きやすいわけではありません。
業界や企業文化によって働き方は大きく異なりますし、成果へのプレッシャーや海外との時差対応など、外資系ならではの大変さもあります。
しかし私自身、外資系企業で12年以上働いてきた中で、日系企業よりも働き方の自由度が高いと感じる場面は数多くありました。
- リモートワークやフレックスタイム制度が利用しやすい
- 有給休暇を取得しやすい
- 長時間働くことよりも成果が重視される
- 自分でスケジュールを調整しやすい
実際に私は子育てをしながら管理職として働いていますが、リモートワークや柔軟な勤務制度を活用することで、仕事と家庭を両立できています。
次の章では、外資系企業がワークライフバランスを実現しやすいと言われる理由を詳しく解説します。
外資系はワークライフバランスが良いと言われる理由


私自身、これまで複数の外資系企業で働いてきましたが、全体的に「長く働くこと」よりも「成果を出すこと」を重視する文化があると感じています。
もちろん企業によって違いはありますが、日系企業と比較すると働きやすさにつながる特徴が多く、ワークライフバランスを実現しやすい環境が整っているケースも少なくありません。
ここでは、外資系企業が働きやすいと言われる主な理由を紹介します。
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成果主義だから長時間労働になりにくい
外資系企業では、勤務時間よりも成果を重視する傾向があります。
もちろん残業がゼロというわけではありませんが、定時後もなんとなく会社に残る文化や、上司が帰るまで帰りづらいといった同調圧力が弱く、必要なタスクを終えたら退社しやすい環境が整っていることが多いです。
実際に私が働いてきた職場でも、「何時間働いたか」ではなく、「目標を達成したか」が評価基準でした。
そのため、仕事が終われば早く帰宅したり、自分の時間に充てたりする人も多くいます。
効率よく成果を出せる人ほど評価されやすいため、結果として長時間労働になりにくい環境が生まれています。
在宅・フレックスが普及している
在宅勤務やフレックスタイム制が広く導入されていることも、外資系のワークライフバランスを語るうえで欠かせない要素です。
私自身も在宅勤務を活用していますが、通勤時間がなくなるだけでも大きなメリットです。
また、フレックスタイム制度があれば、通院や子どもの行事などに合わせて勤務時間を調整しやすくなります。
| 制度 | 主なメリット |
|---|---|
| 在宅勤務 | 通勤ストレスの軽減・集中しやすい環境の確保 |
| フレックス | 通院や家族行事と仕事のスケジュール調整がしやすい |
| リモートワーク併用 | 出社と在宅を組み合わせて生産性を最大化できる |
近年は日系企業でも導入が進んでいますが、外資系企業は比較的早い段階から柔軟な働き方を取り入れている印象があります。
有給を取得しやすい
外資系企業では、有給休暇の取得に対する心理的ハードルが低い傾向があります。
私の周囲でも、長期休暇を取得して海外旅行に行ったり、家族との時間を楽しんだりする社員は珍しくありません。
「休暇を取ることは当然の権利」という考え方が浸透しているため、有給取得に対して後ろめたさを感じにくいのも特徴です。
- 休暇予定を早めに共有する文化がある
- 休んでいる間の業務フォロー体制が整っている
- 長期休暇を前提にした年間スケジュールが組まれている
こうした仕組みとマインドセットが組み合わさることで、心理的な遠慮なく有給を活用しやすい環境が形づくられています。
会議が効率的
外資系では、会議の目的やゴールが明確に設定されていることが多く、時間通りに開始し、時間通りに終わらせる意識が徹底されています。
私が働いてきた企業では、事前にアジェンダが共有され、会議の目的やゴールが明確になっていることが一般的でした。
また、必要な人だけが参加し、結論が出たら早めに終了することも珍しくありません。
会議のための会議が少ないため、その分を本来の業務やプライベートの時間に充てやすくなります。
家族ファーストなカルチャー
外資系企業では、仕事だけでなく家族や個人の時間を大切にする文化が根付いています。
例えば、子どもの体調不良や学校行事のために早退したり、家族の都合で休暇を取得したりすることに理解がある職場がほとんどです。
私自身も子どもの急な発熱で予定を変更した経験がありますが、周囲から否定的な反応を受けたことは一度もありませんでした。
もちろん企業によって差はありますが、「仕事より家族を優先する日があってもよい」という考え方は、日系企業より浸透していると感じます。
こうしたカルチャーは、従業員のエンゲージメントや長期的な定着にもつながり、結果として企業にとってもプラスに働くと考えられています。
外資系ワーママの働き方【実態】


外資系企業で働くワーママは、実際どのような働き方をしているのでしょうか。
ワーママが特に気になる以下のワークライフバランスに関わる項目について、具体例と共に解説していきます。
外資系がワーママに向いているかどうかを全体像から整理したい方は、こちらの記事も合わせて読んでみてください。
子どもの体調不良による急な休み
ワーママが避けて通れない、子どもの体調不良による急なお休み。周りに頭を下げつつ、気まずい思いをしたことのあるワーママは多いのではないでしょうか。
子どもって「こんな日に限って!」というタイミングで熱を出しますよね…
外資系企業で働いていても同様のケースはもちろん発生しますが、以下の理由から、休むことを謝ったり、気まずい思いをしたことはありません。
- 上司も同僚も個人的な事情で休みまくっていて、ワーママだけが目立つ環境ではない
- お休み含め、自分でコントロールして成果を出すことを期待される環境
- 家族のサポートについて理解があり、当然家族を優先すべきという考えがある
このように、外資系企業は急な休みにも対応しやすいカルチャーです。ワーママにとっては働きやすい環境だと言えますね。
ただ、休むことをサポートしてくれるのと、休みの間に仕事をカバーしてくれるのとは別の話。休みは全然OK!でも仕事の遅れは自分で取り戻してね!という考え方なのです。
普段から先回りして仕事を終わらせておくなどの備えが必要ですね。
時短勤務
外資系企業でも希望すれば時短勤務で働くことができます。
私が働いている外資系企業では、ワーママだけでなく、希望する人は誰でも時短勤務を申し出ることができます。
例えば、以下のような理由で時短勤務をしている人がいます。
- 副業する時間を取るため
- 趣味の時間に充てるため
時短勤務のシビアな点は、時短勤務だからと言って、求められる成果の水準が下がるわけではないということです。
そのため、他の人より生産性をあげて、効率よく成果を出せるように仕事の進め方を工夫する必要があります。
このように、外資系企業では働く時間の長さではなくアウトプットで評価されます。


残業時間
外資系企業では、「働いた時間の長さ」ではなく「アウトプット」を評価します。
成果を出すために残業20時間かかる人もいるし、0時間でできる人もいる。同じ成果を出すのであれば、0時間でできる人の方が生産性が高いという評価を受けます。
残業している=頑張っているではありません。
職種や仕事内容によって実際の残業時間はさまざまですが、以下のような残業は一切ありません。
- 上司に強制される残業
- なんとなく帰りにくい同調圧力による残業
あくまでも自分で時間をコントロールすることができます。
ちなみに私は保育園の時間に間に合わせるため、残業時間は多くても月2-3時間です。それでも成果をださなくてはいけないので、日中の集中力はすごいですよ(笑)
外資系企業では、ワーママに限らず、一人ひとりができるだけ少ない時間で成果につなげる工夫をしながら働いています。
なるべく残業をせず、プライベートな時間を確保できるようコントロールしていますよ。
有給休暇
外資系企業では、有給休暇は原則100%消化する方針です。
私が働いている会社では、100%消化していないと欧州本社の人事部からHealth Alert(心身の健康に関する警告)が来ます!
休みを強制されることはありませんが、「休みやすい雰囲気」は確かにあります。簡単に言うと、上司も同僚もみんな休みまくっているということです!
過去には実際、こんなケースで有給を取得している同僚がいました。


ちなみに、実際の有給申請のときは理由を言う必要はありません。
このように、外資系企業ではお休みを取ることが気まずいという雰囲気は一切なく、誰でもあたり前に、堂々と有給休暇を取得できる環境なのです。
ワーママの私は、自分時間確保のために有給休暇を活用することもありますよ。
リモートワーク
会社や職種によりますが、一般的にリモートワークを導入している外資系企業は非常に多いです。これはコロナ前からの傾向です。
「合理性」と「生産性」を重視しており、成果が出るなら働く場所はどこでもいいという考え方だからです。
逆に言うと、出社したほうが生産性が上がると判断される人やチーム、職種については、出社比率があがることもあります。
例えばまだ入社して日が浅い人は、リモートでトレーニングを受けるより、会社で実際に同僚と会ってOJTで学ぶ方が成長スピードが速いということで、原則は出社をしています。
全社員平等の制度ではなく、個人やチームごとの状況に応じて、より合理的な選択をしているということですね。
人事部で働く私は原則リモートワークですが、新入社員が入社する日、転職者がオフィスに面接に来る日など、会社で対応する必要がある場合のみ出社していますよ。
ちなみに自宅に限らず、以下のように自宅以外の場所で働くことを認められるケースも多いです。
- 旅行に行ったついでに海外で働く
- 帰省して実家でしばらく働く
「生産性」が担保されていて「合理的」なのであれば、働く場所は自由という考え方があるからですね。
ワーママにリモートワークをおすすめする理由を以下の記事でも詳しく解説しています。


フレックス
外資系企業では、リ多くの企業がフレック勤務制度を導入しています。
働く場所と同様、働く時間についてもかなり裁量があり、自分でコントロールしながら成果を上げることを期待されるからです。
例えば営業ポジションでは、日本の顧客対応のため、顧客と労働時間を合わせたほうが合理的です。
そのため、だいたい9時から18時くらいの一般的な労働時間で働いていることが多いです。
海外オフィスとのやりとりが多いポジションの場合は、時差のため夜遅い時間に会議をすることがあります。
そのため、勤務開始時間をお昼ごろからにして、トータルの労働時間を調整しています。
私は人事部で採用を担当しているので、面接の時間に合わせて日々柔軟に働く時間を変えています。
社員全員一律の時間で働くことが必ずしも合理的ではないし、それで生産性が高まるわけでもありません。
必要性に応じて働く時間を調整する、というのが外資系企業の考え方です。
ワーママの一日【実例】


2児を育てるワーママの私が、日々具体的にどのような働き方をしているか、いくつか事例をご紹介します。
基本的な在宅勤務の一日
80%くらいの多くの日は、こんなスケジュールで在宅勤務をしています。
イヤイヤ期の子どもに翻弄されて、勤務開始時間が遅れることもありますが、フレックスなので大丈夫(笑)


ポイントは、在宅勤務であればお昼休みに夕ご飯を仕込んだり、休憩がてら洗濯物を取り込んだりできることです。
子どもが保育園から帰ってきたら、家事は食後の片付けくらい。
たまに、日中に1時間単位の有給を取得して歯医者や美容院に行くこともあります。これもフレックスの良いところ。
夜の時間に会議がある日
外資系企業なので、月に1-2回、時差のある本社や他の国のオフィスと会議をすることがあります。
ヨーロッパの会社であれば、日本時間の夕方から夜の時間が、相手の国の朝から昼になります。


その代わり日中の仕事は少し早めに切り上げて、保育園お迎えまでの間にちょっとした自由時間も!このあたりも、自分で調整することができますよ。
子どもが体調不良で保育園を休んでいる日
子どもが体調不良の場合、朝に病院に寄ってから保育園に行って、遅れて勤務開始することもあります。
保育園をお休みする必要がある場合は、基本的には私も仕事をお休みしますが、子どもが昼寝した時間だけメールチェックをしたり、作業をしたりすることもあります。
休んだ日は自分自身の仕事のフォローが大変ではありますが、子育てと両立しながらフルタイムで働けているのは、外資系企業の柔軟な働き方があるからこそだと思っています。
ワーママが外資系で働く上で注意すべきこと


外資系企業はワーママにとって非常に働きやすい環境ではありますが、ワーママならではの注意すべき点が2点あります。
一つずつ解説していきます。
時差
外資系に勤務するときに避けて通れないのが本社オフィスとの時差の問題です。
部署やポジションにもよりますが、海外オフィスとのやりとりが頻繁にある仕事の場合は注意が必要です。
自分の時間のコントロールはしやすくても、時差だけは相手があるので調整するにも限界があります。
私は夕方遅めの時間は忙しいので、ヨーロッパ時間の昼間に変更してもらい、日本時間の21時以降に会議をすることが多いです。
家族のサポートがないと難しい時間帯については、事前の調整が必要になります。
成果主義
外資系の柔軟な働き方には、前提として「成果を出せば働き方は自由」という考えがあります。
時間はかなりコントロールしやすいけれど、決して仕事が楽なわけではないのです。
ワーママは、時短勤務や急なお休みもあるし、基本的に残業はできない状況です。
人より少ない時間で期待される成果を出すために、どうやって効率的に仕事をするか工夫が必要です。
日々時間に追われながらも家事・育児・仕事とマルチタスクをこなしているワーママは、効率的・合理的に動くことは得意なはず!
成果主義の詳細についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。


ワーママに最適な外資系企業の探し方


ワーママが自分や家族のライフスタイルにあった最適な職場を見つけるには、以下の2つの方法があります。
- 転職サイトで最適な職場をじっくり探して機会を「待つ」
- 転職エージェントのサポートを受けて積極的に「動く」
一つずつ解説していきます。
転職サイトで「待つ」
とにかく時間のないワーママは、転職活動自体の時間を取ることも難しい状況です。
そのような場合は、転職サイトに登録して市場調査をしつつ、長期戦で最適な職場が見つかるまでじっくり時間をかけて転職先を探すことをおすすめします。
転職サイトで一番おすすめなのはビズリーチです。
ビズリーチの大きな特徴は、積極的に転職活動を始める前の段階でも、登録すると情報収集ができたり、企業やヘッドハンターからどんなスカウトが来るのかを実際に確認することができるという点です。
希望条件に合う求人があるのかどうか、実際に検索してみることもできますよ。
私自身も、転職意思のない時期も基本的にはビズリーチに登録していて(無料です!)、どんな求人があるのかを見ています。
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スキマ時間に求人検索やスカウト内容を見ながら、良い案件が出たときだけ転職活動をすることができるのがメリットです。
ビズリーチに登録だけしておくメリットは以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ読んでみてください。


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まとめ:外資系で快適ワーママライフを!


今回は以下の点について解説しました。
- ワークライフバランスの観点でワーママにこそ外資系企業をおすすめしたい!
- 時差や成果主義であることに注意
- 状況に合わせて「待つ」か「動く」の転職活動
外資系企業は、結果を出さなくてはいけないというシビアな面はありつつも、時間のコントロールがしやすく、休みも取りやすい。
育児と仕事を両立させたいワーママにはすごくおすすめな職場環境です。
ここまで読んで「自分に合うかどうか」を整理したい方は、外資系ワーママのリアルを総まとめしたこちらの記事も参考にしてください。


それではまた!







