外資系企業に転職してよかったことってどんなこと?具体例を知りたい。
初めての外資系転職、わからないことだらけで不安ですよね。
この記事では外資系歴12年で現役採用担当の筆者が、実際に転職してよかったと感じたことや、100人以上の転職者からヒアリングした外資系転職のメリット&注意点について解説します。
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これを読めば、外資系に転職して得られるベネフィットや注意点を知り、自分が転職したあとの姿を具体的に想像できるようになりますよ!
日系から外資系に転職した実体験に基づいています。
外資系転職を考えているなら絶対におすすめしたいエージェント
外資系転職してよかったこと10選【体験談】


競争ばかりで怖いとか厳しいとか思われがちな外資系企業ですが、転職してよかったことは実はたくさんあります。
自分自身がよかったと感じたこと、採用で関わった多くの転職者の方々からヒアリングした内容を以下の10個のポイントにまとめました。
順番に見ていきましょう。
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メリハリのある働き方ができる
1点目は、仕事とプライベートのメリハリをつけながら働けるという点です。
以下のような「生産性をあげて合理的に働く」という考え方が外資系企業の基本だからです。
- 疲れている日はどんなにやっても生産性があがらないので残業しないで早く帰って休む
- 有給休暇もきちんと取ってリフレッシュしてまた頑張ろう!
「メリハリのある働き方」イコール「残業がない」ということではありませんが、例えば「上司が変えるまで帰りにくい」「会議の時間が無駄に長い」のような「生産性の低い長時間労働」とは異なります。
外資系企業では、自分の裁量で、「どうしたら生産性を高められるか」「合理的に成果にたどりつけるか」を考え、働き方をコントロールできるのです。
副次的に、時間コントロール術も身につきますね!
実際に外資系企業でメリハリをつけながら働いている様子については以下の記事でご紹介しています。よかったら読んでみてください。


働き方の自由度が上がる
メリハリのある働き方ができることに加えて、働き方の自由度も高いのが外資系企業の特徴です。
高い生産性を維持できていれば、「どこで」「どうやって」働くかは個人に任されることが多いですよ。
「完全リモートワーク」や、「出社とリモートのハイブリッドワーク」を導入している会社はコロナ禍前から外資系企業に多く見られます。2025年現在は、出社回帰とリモートワークの2極化が見られますが、リモートワークの選択肢は引き続き外資系企業の方が多い傾向です。
私自身はここ数年、出社とリモートのハイブリッドで働いています。
例えば、同僚とアイディア出しのディスカッションをする機会があれば、出社して対面で行ったほうがアイディアが出やすい。
また作業が多くデスクに座っている時間が長い日は、リモートのほうが効率が良いと考え、出社とリモートの日を自分で決めています。
出社には出社のメリットがあり、リモートにはリモートのメリットがあるので、一番業務効率の良い手段を自分で選ぶことができる、というのが外資系企業に転職してよかったことの1つです。
以下の記事でも、リモートワークで働き方の自由度を上げることをおすすめしています。ぜひ読んでみてください。


無駄な付き合いや飲み会がない
3点目は、無駄な付き合いや飲み会がないという点です。
外資系企業は家族との時間や自分のプライベートの時間を最優先に考えるというカルチャーが根付いているからです。
日系企業で働いていたときは、週に1-2回は上司やチームとの飲み会があり、その場で会議の続きが行われることも日常茶飯事でした。ときには週末に出張者のアテンドでお食事会なんてことも!
飲み会で仕事の話をされると、不参加の人は話題についていけません…
本当に仲の良いチームメイトなら良いですが、気を遣う相手だと業務時間外の付き合いはできるだけ避けたいのがホンネですよね。
外資系企業に転職してからは、このような無駄な付き合いは一切なく、飲み会も年に数回のイベントがあるくらいで、それも参加は任意です。
特にワーママになってからは、原則残業なしで働いているので、無駄な付き合いや飲みニケーションに悩まされる社風じゃなくて本当によかったと思っています。
ビジネススキルがぐんぐん高まる
外資系企業は、一人ひとりに任される仕事の裁量が大きく、プロセスより結果が重視される環境です。
自分が任された範囲で意思決定を求められる機会が多く、成果を上げるためにあらゆる手段を検討し工夫しながら仕事に取り組むことになります。
日系大手のように部署の人数も多く、業務が細分化されている場合は、以下のように担当が分けられていることが多いです。
- 社員A見込み客に電話して商談アポを取る担当
- 社員B営業資料を作る担当
- 社員C商品やサービスをお客様に紹介する担当
- 社員D受注後の手続き担当
一方外資系企業では、このようなイメージで1人に対して仕事を振られます。
- 6ヶ月後までに売上目標XX円を達成してください
- 営業業務に関わるすべての業務を合理的に行ってください
- 売り上げた分の◯%が給与に上乗せされます
与えられた売上目標から逆算して、以下のようなことを自分で考えて仮説検証していくことになります。
- 目標売上を上げるにはどのくらいの数の商談をする必要がある?
- そのためにはどのくらいの数の顧客にコンタクトを取れば良い?
- それぞれの顧客に何を提案すれば効果的に売上につながる?
外資系企業の仕事の任せ方は裁量が大きい分、短期間で総合的なビジネススキルが磨かれると思いませんか?
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スピード感のある働き方ができる
意思決定が迅速で、スピード感のある働き方を実感できるところも、外資系企業に転職してよかったことの1つです。
組織がフラットで、意思決定の権限が各担当者に振り分けられているため、仕事におけるさまざまな判断の場で、必ずしもすべて上司の決済を待つ必要がないからです。
日系企業で働いていたときは、「上司の判断待ち」で動かない仕事がたくさんありました。
特にワーママになってからは、仕事自体にスピード感があるので、ワーママ特有の時間的制約やがあまりデメリットにならないと感じています。
意思決定が迅速で、各自サクサク仕事を進めて、トラブルがあればすぐに関係者で議論してまた意思決定して大胆に方針転換。
こういうフットワークの軽さも、外資系企業の特徴といえるでしょう。
専門性が高まる
外資系企業では、「ジョブ型雇用」という考え方で採用をしています。ポジションに求められるスキルや経験を持った人を当てはめる形で採用する方法です。
そのため、領域のスペシャリストとしてキャリアを積み上げていくことが可能なのです。
日系企業時代は2つの部署、4つのチームを異動しながら数年間で色々な業務を経験してきました。
外資系企業に転職後は、人事部の中でずっと採用活動に携わっています。
この領域で12年の経験を積み上げてきているので、もし今後また転職することがあっても、採用の領域であればアピールできるスキルや経験はたくさん持ち合わせています。
長期的なキャリアの方向性や将来の転職も見据えた場合、外資系企業で専門性を高めることはとてもメリットがありますよ。
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実践的な英語が身につく
流暢な英語、ネイティブのような言い回し、ではなく「実践的な英語」というところがポイントです。
外資系企業では、日本支社であっても外国籍社員がいることが多く、本国や他のグローバルオフィスとのコミュニケーションも必須となります。
- 情報を共有する
- 困りごとを相談する
- プレゼンテーションする
- ディスカッションする
このように色々な場面が想定されますが、共通して求められるのは「自分の言葉で、自分の考えを伝える」という英語のスキルです。
事前に練習したり準備したりすることができない、生きたコミュニケーションを訓練できる環境なので、実践的な英語力が身につきました!
外資系で身につけられる実践英語はビジネスのどんな場面でも通用する大きなスキルとなりますよ。


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成果を上げれば給与も上がる
成果がダイレクトに給与につながる点も外資系企業でよかったことだと言えます。
外資系企業での給与は、期待される成果に対するパフォーマンスによって決まります。「年齢」や「勤続年数」など成果に無関係な要素が加味されることはありません。
若い人でも、子育て中で残業ができない人でも、成果に対するフェアな報酬が反映されることになるのです。
私が働いている会社でも、20代の優秀な若手社員が、40代のベテラン社員よりも給与が高いというようなケースが多くあります。
出世のスピードも本当に人それぞれで、「年下の上司に年上の部下」という現象も全く珍しくありません。
私の場合は、外資系入社直後の年収が450万円→12年目(外資2社目)の現在の年収が900万円です。
じゃあパフォーマンスが悪かった時はどうなるの?
一時的にパフォーマンスが悪かったときは、ボーナスやインセンティブのような「変動給」はそれに応じて低く抑えられることになります。ただし、固定給が下げられることはほとんどありません。
自分の頑張りがダイレクトに給与に反映されるので、仕事へのモチベーションも必然的に高くなりますよね。


グローバルな視点が身につく
外資系企業では、本国だけでなく色々な国の同僚と意見交換をします。
他国の同僚とコミュニケーションを取る際は、カルチャーや文化、ビジネス習慣やタブーなどをお互い受け入れながら、双方にとって最善の落とし所に持っていくことが必要になります。
意見が噛み合わないときは、「なぜそう思うのか?」「背景には何があるのか?」を意識する習慣がついてくるため、グローバルな視点で物事を考えることができるようになります。
一つのビジネスの目標に向かって、異なるカルチャーを持つ同僚と協力しながら仕事を進めていくことは容易なことではありませんが、グローバルで活躍するビジネスマンとしては必須のスキルです。
長期休暇を取りやすい
最後のポイントは、有給の取得しやすさ、特に長期休暇の取りやすさについてです。
外資系企業では、「生産性をあげるためにはしっかり休むことも必要!」という考え方があるからです。
実際に、私の勤める会社でも社員の有給取得率はほとんど100%で、1−2週間まとめて休みを取る人もとても多いです。
ワーママになってからは、子供を連れて旅行する際は空いている平日を狙いたいんです!平日にがっつり休むことができる環境があって、とてもよかったと思っています。
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外資系転職の注意点・合わなかった人の特徴


外資系転職でよかったことはたくさんありますが、ネガティブな面が全く無いわけではありません。
ここでは、自分が外資系転職をした経験や採用担当として数百人を見てきた経験から、日系企業とのギャップや辞めた人が悩んだポイントについて解説していきます。
外資系転職を視野に入れるなら、知っておきたいポイントです。
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日系企業と比べてデメリットになり得るポイントを詳しく解説していきます。
評価がシビア
自分の裁量で、自由度の高い働き方ができる一方で、「成果を出すこと」は厳しく求められる環境です。
役職や報酬が成果主義で決まることも多く、厳しい評価の中で生き抜く必要があります。
- スピード感についてこれない人
- 思うように成果を上げられず、給与も上がらない人
このような人は、実際に短期間で退職してしまっています。
このような状況が苦手であれば、のんびり働ける外資系企業について解説している記事も参考にしてみてください。


福利厚生が限定的
外資系企業では、日系企業のような手厚い福利厚生はありません。給与体系や制度も「合理性」が重視されるからです。
例えば私が勤める外資系企業の福利厚生は通勤手当と確定拠出年金くらい。前職の日系企業にあったような住宅手当や退職金などはありません。
捉え方は人それぞれですが、手厚い福利厚生を求める人には、外資系企業の制度はデメリットと言えるかもしれません。
外資系企業の福利厚生について詳しく解説した記事もあります。ぜひ読んでみてくださいね。


安定雇用が見込めない
外資系企業は、従来の日本企業のような安定した雇用形態を取っておらず、安定的な長期雇用を見込むのは難しいかもしれません。
原則として会社主導の部署異動がないため、不採算部門がクローズされると、そこで働いている社員は他に行き場がなく、会社都合退職となることもありえます。
最近は大企業のレイオフが話題ですが、これは外資系企業に限ったことではありません。転職の際は企業の経営状況や業界のトレンドについても調査しておくことが重要ですね。


教育環境が整っていない
外資系企業では、入社時などに1から10まで手取り足取り教育してもらえるカルチャーがありません。
そもそも未経験採用が少なく、各ポジションの即戦力としてスキルのマッチする人を採用しているからです。
そのため、社員が自ら学びに行く姿勢を持つことが重要です。
社内に学びのコンテンツはたくさんあります。自分で学びに行く姿勢があれば短期間でたくさんのことを吸収して成長を実感できますよ!
体系的な教育環境はないものの、即戦力として成果を出しつつ、自分から積極的に社内のリソースを使って学ぶことで、スキルを高めることができる環境だと言えます。
【体験談】外資系2社の大きな差


一口に外資系企業と言っても、資本のある国、日本でのオフィスの規模、経営者によっても環境やカルチャーは大きく異なります。
ここでは、筆者が経験した2社の外資系の明確な違いについて体験談を解説していきます。
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外資系転職におすすめのエージェント
| 転職エージェント/サイト | こんな人におすすめ |
|---|---|
![]() ![]() | 初めての転職 幅広い選択肢を見たい 転職ノウハウを知りたい |
| 自分の市場価値を調べたい 自分のペースで転職したい ハイクラス転職に挑戦したい | |
| 英語力を活かして働きたい 外資系企業中心に探したい 高年収求人を狙いたい |
1社目:イギリス系マーケティング企業
1社目のイギリス系マーケティング企業は非上場で、日本オフィスも立ち上げから間もない小さな企業でした。
イギリス本社からの管理はゆるゆるで、何でもJapanで意思決定ができる反面、グローバルで統一されたガイドラインなどはまだ整備されていない環境。
日本立ち上げから間もなかったこともあり、カルチャーは外資そのもので、人間関係は比較的ドライで、成果の上がらない人は会社に残りにくいシビアな環境でした。
- 裁量が大きくビジネススキルが上がる
- 成果にはとてもシビア
- 働き方の自由度は高く、マイクロマネジメントは一切無し
- 社員は多国籍、全員バイリンガルで、人間関係はドライ
どちらかというと、外資系上級者向きだったかも!
2社目:ドイツ系医療機器メーカー
2社目(現職)はドイツ系医療機器メーカーです。
日本オフィスももう何十年もビジネスをしている老舗企業。日本オフィスの社員数は多くないものの、制度やガイドラインはかなりしっかりしています。
医療機器を扱う審査が厳しいこともあり、裁量は大きいものの、業務はプロセスがしっかり定められていて、整備すべき書類なども比較的多い環境です。
- 業務プロセスがしっかり定められている
- 日本でのビジネスが長く、日系企業ぽさもある
- 働き方の自由度は高いが、業務の進捗管理は必要
- 社員は全員日本人なので、カルチャーとしての外資系ぽさは薄め
評価や給与などの制度は外資系っぽい一方で、社員が全員日本人なのでカルチャーは外資系ぽさ薄めのハイブリッドな環境です。
同じ外資系でも全然違う環境!1社1社よく見極めなくては。
外資系企業に向いている人・向いてない人


実際に外資系企業で働く社員を見てきた経験から、外資系企業に向いている人・向いてない人の特徴をまとめました。
外資系企業に向いている人の特徴は、以下の記事で詳しく解説しています。自分が外資系企業に向いているかどうか、ぜひ診断リストで確認してみてください。


外資系転職おすすめ転職エージェント
向いてる人
外資系企業に向いてる人は以下のような特徴があります。
- 成長意欲が高い
- 大きい裁量を持ちたい
- 英語や異文化に興味がある
- プレッシャーに強い
プロセスよりも結果が重視される外資系企業で、自分の裁量で力試しをしたい人は、ぜひ外資系にチャレンジしてみてください!
英語については、意欲さえあれば現時点で英語が苦手でも大丈夫です。


向いてない人の特徴
逆に、以下に多く当てはまる人は、外資系には向いてないかもしれません。
- 指示をもらって正確に業務を進めたい
- 英語や異文化に苦手意識がある
- 成果に対するプレッシャーに弱い
- 現状維持・安定を好む
細かく指示をもらいながら、着実に与えられた仕事をこなす方が好きだったり、成果へのプレッシャーに耐えられない場合は、外資系の環境をストレスに感じやすいでしょう。
また、英語は苦手でも構いませんが、上手くなりたい、海外の方とコミュニケーションを取りたい!という意欲がないと、苦労すると思います。
日系企業の求人が豊富なエージェント
外資系転職を成功させる3ステップ


外資系企業への転職を成功させるにはいくつかのコツがあります。
実際に外資系企業に転職を考えている場合、もしくはこの記事を読んで外資系企業への転職に興味を持った場合には、次の3ステップで転職活動を進めてみてください。
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外資系企業の採用担当としての目線でお伝えします。
1.スキルの棚卸しでキャリアの方向性を理解する
外資系企業はジョブ型雇用で採用をしています。ポジションに必要なスキルや経験を持っている人を即戦力として採用する手法です。
そのため外資系企業への転職を考える際、まずは「スキル・経験」の棚卸しをして自分のキャリアの方向性を理解し、求人とのマッチングを見ていくというプロセスが重要となります。
次のSTEPに沿って、まずは自分の経歴を棚卸ししてみましょう。
まずは今までのキャリアの中で経験した仕事を棚卸ししてみてください。紙に箇条書きで書き出してみるのも良いでしょう。
次に、STEP1で書き出した仕事それぞれで、どんなスキルが身についたかも書いてみます。できるだけ細かく分類して、具体的に出してみるのがポイントです。
STEP1、STEP2で棚卸しした仕事とスキルの一覧の中で、今後のキャリアにおいて専門領域にしていきたいところを決めていきます。「これだったらずっと続けられそう」「このスキルをもっと深めたい」というポイントが見つかりますか?
キャリアの棚卸しについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。


キャリアの方向性が決まったら、次は実際に活動するための準備をしていきましょう。
2.選考を通過しやすい応募書類に落とし込む
外資系企業の書類選考に通りやすい応募書類を書くコツは、募集要項とマッチするスキルを膨らまし、それ以外は切り捨てるです。
外資系企業で採用の際に一番重視しているポイントは、ポジションに求められるスキルと、候補者の持っているスキルがマッチしているかという点のみだからです。
募集要項(Job Description=JDと言います)の中に、求められるスキルは明記されていますので、必ず事前に確認しておいてください。
職務経歴書は、文字通り今までの職務の経歴を書くものですが、今までの経歴をすべて同じボリュームで書くのはNGです。
何十、何百もの応募書類に目を通している採用担当者は、だらだらと長い内容の書類は好みません。
合理的に、生産性高く仕事をするという外資系企業らしく、スキルのマッチングに直結するよう、簡潔に、端的に書類を書くように心がけてください。
職務経歴書の書き方は以下の記事でも解説していますので参考にしてみてください。


3.転職エージェントと転職サイトに登録する
実際に転職活動を始める際、自分のキャリアの方向性にマッチする求人を、自分で見つけてくるのはかなり難易度の高いことです。
外資系企業への転職を考えているのであれば、転職エージェントと転職サイトの両方に登録することをおすすめしています。
転職エージェントと転職サイト、それぞれに以下のようなメリットがあるからです。
転職エージェントのメリット
転職エージェントのメリットは以下の通りです。
- 転職支援のプロ。伴走者として支援してもらえる。
- 応募書類の書き方や面接のコツなどを教えてもらえる。
- 面接では聞きにくい質問を代わりに確認してくれたり、給与条件の交渉をしてくれたりする。
- さまざまな業界の非公開求人を保有しており、希望の条件に合った求人を紹介してもらえる。
- すべてのサポートが無料。
外資系への転職を考えるならJACリクルートメント
外資系企業や日系グローバルポジションの求人を多く保有するだけでなく、質の高いキャリアコンサルタントが企業の内部情報を教えてくれるので面接が圧倒的に有利になります。
転職エージェントは複数登録するのが基本ですが、外資系を視野に入れているなら絶対に登録しておいて間違いないです。
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転職サイトのメリット
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- 「カジュアル面談」で企業と直接コミュニケーションし、企業の雰囲気を自分で確認することができる。
- すぐに転職しなくても自分の市場価値や採用マーケットについて理解することができる。
- 外資系企業の求人が多い。
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外資系転職に関するQ&A


外資系企業の採用担当を11年続ける中で、良く聞かれる質問をまとめました。
- 外資系転職に必要な英語力はどの程度ですか?
-
外資系企業にもさまざまあり、中には高い英語力を必要としない会社や職種があります。
例えば日本に進出してかなり長い歴史がある会社や、日本での規模が大きい外資系企業などでは、英語をほとんど使わないポジションもあるでしょう。
自分のキャリアの方向性と同時に、自分の今の英語力でどこまでチャレンジできるかを見極める必要があります。ポジションに必要な英語力は募集要項に明記されていますので、必ず確認するようにしてください。
英語力に自信がなくても外資系企業に転職することは可能です。この記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。
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-
成果主義の評価制度を採用しているところが多いため、成果がでなければクビになると考えられることが多いですが、日本に進出している企業は実はそうでもありません。
成果がでない場合、一般的には「基本給が上がらない(現状維持のまま昇給しない)」か、「ボーナスやインセンティブが低い(もしくは出ない)」という状況になることが多いです。
長期間にわたり成果を全く出せないなどの状況であれば、退職を勧められることもあるかもしれませんが、正しいスキルのマッチングを見て採用されたポジションであれば、その可能性も低いでしょう。
なお、外資系企業では会社主導の異動やジョブローテーションの考え方がないため、不採算部門がクローズする際などは、そこで働いていた社員の行き場がなくなり「会社都合退職」となるケースはあり得ます。
詳細は以下の記事で解説しています。
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外資系企業の選考において、学歴は全く関係ありません。外資系企業では、「候補者のスキルや経験が募集中のポジションに求められるスキルとマッチしているか」の1点のみで採用を決定します。
重要なのは「職歴」であり、「学歴」ではありません。
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個人的には以下のような理由で、ワーママこそ外資系企業でのキャリアをおすすめしています!
- 労働時間の融通がききやすく、家族との時間を優先するというカルチャーがあるため
- 仕事の成果でフェアに評価され、ママであるというステータスが一切関係ないため
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未経験職種での外資系企業への転職はあまりおすすめしていません。
外資系企業の採用基準は、「スキルのマッチングで即戦力を採用する」であるため、未経験の候補者はそもそも採用されにくいからです。
経験した職種で、未経験の「業界」にチャレンジすることは可能です。
どうしても未経験職種にチャレンジしたい場合は、経験職種の横展開となるような、少しでも関連性のある職種から始めることをおすすめしています。
未経験転職のコツについては以下の記事で詳しく解説しています。
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まとめ:外資系転職で理想のキャリアを実現しよう!


この記事では、外資系転職でよかったことを10点ご紹介しました。
- メリハリのある働き方ができる
- 働き方の自由度が上がる
- 無駄な付き合いや飲み会がない
- ビジネススキルがぐんぐん高まる
- スピード感のある働き方ができる
- 専門性が高まる
- 実践的な英語が身につく
- 成果を上げれば給与も上がる
- グローバルな視点が身につく
- 長期休暇を取りやすい
この記事を読んで、行動した人だけが得られる10個のベネフィットを、あなた自身が実感してみてください!
外資系転職おすすめ転職エージェント
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